年をとって、性欲がなくなるって悪いイメージばかりだけど、
全然そんなことない!

 で、その私も今年50歳になったわけだけど、どうかっていうと、これがサッパリ(笑)。
ちっともしたくない。そりゃあ当り前よね、タマゴがもうショボいんだもん。精子が必要にならないよね。
まあ排卵の頃になると、ほんのり性欲あるけど、ほんのりだからどうってことない。いやあー性欲がないって、こんなに平和なことなのねっ!って思ったよ。

 歳をとったり、生理がなくなったりって、なんだか悪いイメージばっかりだけど、全然そんなことないよ。
女性ホルモンに振り回されることもないし、とにかく心が平和。年はとってみるもんだわー。

 かといって、別に急に顔がシワくちゃになったとか、顔がおっさん化したわけでもないし、性欲ギラギラの20代の頃よりいい顔してるって、よく言われる(笑)。

性欲がすごく強くなっちゃったのは、
ニセの性欲のせい?

 私の性欲が静かになったのは、年齢的なこともあるけど、それよりも生き方を変えたことが大きく影響していると思う。
30代の後半にはもうかなりおとなしくなっていたし。

 前回のタマゴ特集でもお話したとおり、性欲には本物の性欲と、ニセの性欲があるの。
本物の性欲は排卵の頃にある性欲で、決してアソコがズキズキするような強烈な性欲ではなくて、胸がキュンキュン。
SEXしたいってよりも、人恋しい、恋したい、愛したい、そういう純愛チックな性欲なの。

 恋は、自分の中の遺伝子が出してる『この遺伝子と掛け合わせるといい遺伝子残るよ』っていうサイン。
そして受精しやすい元気な卵子を排卵するために必要な卵胞ホルモンを出してくれるのが、『胸キュン』なんだよね。

 だから、かつての私や、質問をくれた彼女のすごく強くなっちゃった性欲のウラには、ニセの性欲、つまり性欲に化けた『何か』がいるはずなの。
でも、それは体の開発をしたことで、突然その『何か』が性欲としてあらわれたんじゃなくて、今まで発散できなかったウラのエネルギーの『何か』を発散するルートとして、セックスが有効になって性欲が強くなったんだろうね。

 やりたい欲求に乗っかって、やりまくるのもアリっちゃアリなんだけど、そのニセ性欲の正体を見つけて、解放してあげたほうがラクだと思うよ。
自分の性欲は何が化けたものなのかは、「ニセ性欲の正体!本物の性欲は月に1度」をチェックしてみてね!