ご無沙汰女子と言っても、顔の美醜やルックスの良しあしは関係ありません。
意外にも「美しいご無沙汰女子」が増えているのです。 彼女たちの特徴は、仕事も率なくこなし、社交性もある。
ファッションや美容にも気をつかい、自分磨きに余念がない。

　経済力をつけたご無沙汰女子は、「おひとり様」の楽しさにハマっていくのが特徴。
自分磨きをするほどに、「こんな私にピッタリな男性」のハードルが高くなり、プライドが、鉄の檻のように、張り巡らされ、がっちりガードされます。

　さらに、自己啓発を嗜んでいると、「今の生活がハッピーなら、さらにハッピーを引き寄せる！」と信じて、雌雄同体の自己完結の道を歩みます。瀬戸内寂聴先生のように、ドラマチックな恋愛遍歴後に、自己完結の道を歩むのならよいですが、お二人様を楽しまずに、おひとり様を極めるのは、まだ早くないですか？

　そんなあなたは、子宮に手を当てて、自分の本音に耳を傾けましょう。
「おひとり様は、飽き飽きだ」「寂しい」「彼氏が欲しい」「セックスしたい」

　まずは、その渇望感を、認めて、じっくり味わいつくすことから始めましょう。
やせ我慢は禁物です。

　ご無沙汰女子のお尻を叩いて、うっとりするようなセックスを楽しんでもらうのが、このコラムの役目ですが、私は、「ご無沙汰期間」は、セックスの前戯だと思っています。

　極限にお腹がすいた時にたべるおにぎりが美味しいように、渇望感を味わいつくした後のセックスは、筆舌に尽くしがたいもの。孤独は、極上のスパイスです。「パートナーができたら、こんなことをしたい！」とめくるめく妄想というイメージトレーニングを重ねた後の方が、じっくり濃厚なセックスを再現することが出来るのです。

「遅咲きの乱れ咲き」こそ、一番エロティック。
熟成されたエロティックな妄想とお手入れのいき届いたボディで、華麗なスタートダッシュを切れるように、さらに、自主練を進めていきましょう。

　毎週金曜日更新です。
お楽しみに。

【つづく】

Text/OLIVIA

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