女子の愛と性欲は一度切り離してみよう!最後の類人猿に見るセックスのヒント

究極、セックスに愛なんて必要ない?

牧野江里 女AV社長による、女性のための性欲解体新書 Leandro Martinez

 何を求めるかにもよりますが、究極、セックスに愛なんて必要ないのかもしれません。
「愛」を求めるなら、セックスじゃない部分で補えることはいくらでもあります。抱き合ってぬくもりを感じるだけでもいいわけです。
それで足りないというのなら、それは愛ではなくて性欲なのではないでしょうか。

 これはかなり決めつけておりますが、そういう概念もあるのだということを念頭に置くだけでも、大分生きやすい世の中になる気が私はするのです。
世にはびこるセックスレス問題も、好きな人にずっと女として見られたい気持ちもわかります。
でも、愛もセックスもお金も、何もかも一点集中の相手に求めることは、難しいことなのかもしれません。

 自分が求めているのが「快楽」であるのなら、相手はステディじゃなきゃという概念を捨てることもアリだと私は思います。たとえそれが世の中的に汚らわしいと言われようとも。
だって男性はいち早くそれに気付いて(ただ欲望に忠実なのかも…?うらやましいなあ)、風俗や浮気を文化にしているんですから。

 …あれ、なんかすげえ悲しくなってきた。なんだこの救いのないコラム…!
本当は男女和解したいのに…!

最後の類人猿ボノボは性行為が必須?

 そんな私にヒントを与えてくれる、ボノボという生き物がいます。
ヒト科チンパンジー属のサルなのですが、ヒトに一番近い存在と言われているそうです。

 彼らのすごいところは、オスだろうがメスだろうが親子だろうが兄弟だろうが関係なく性行為をすること。
その上、動物はバックしかしないのが基本なのに、人類と同じように体位が存在するのです…!
彼らはあいさつをするように性行為をするそうです。喧嘩をしたあとにも。すれ違った時にも。
あらゆるアクションに性行為がつきまとうのです。

 参考動画はこちら。キュートなセックスライフを送るボノボにほっこりします♡
https://www.youtube.com/watch?v=82GUjPConiE