市場価値と要求の損益分岐点

アル: 男を見る視点が変わった女子は、アラフォーでも幸せな結婚をしていますよ。
たとえば私の広告時代の元同僚が、39歳の時に9歳下の夫と結婚したんです。仮にA子と呼ぶと、A子も仕事熱心なオクテ女子で、何年も彼氏がいなかった。それが○大工学部の院卒の×社の技術者と結婚したんです。

AM: すごい、超エリートじゃないですか!

アル: そう、年下夫は理系エリートで、ロボット研究会出身(笑)。でもコミュ力も高いし、見た目も結構イケメン。
そういう男子もオクテゆえに残っているんですよ。「彼女ほしい!」ってガツガツしてなくて、コンパにも行かない男子が。

AM: そんな男子とどこで出会ったんですか?

アル: 私が紹介しました。ほんと、オクテ女子は世話焼きババアを見つけるのが一番。
でも紹介した後、デートに誘うのもお店を予約するのもA子だったらしい。A子も「もっと若かったらリードしてほしいとか求めたと思う。でもそんなのフガフガ言っている年じゃないし、『私の方がお店に詳しいんだから、私が予約すればいい』と思った」って。

一方で、四十路過ぎてもフガフガ言う女性もいるでしょ?
「男がリードするべき」「居酒屋はイヤ、夜景の見えるレストランを予約して」とか、バブルの残りカスみたいな人が(笑)。
そういう人は大抵未婚のままだし、「年齢とともに変化していけるか」がカギだと思います。

AM: 確かに、価値観が若い頃のままの女性もいますね。市場価値の低下に気づかず、要求は高いままみたいな。

アル: 「この年まで待ったんだから」って要求が上がる人もいるしね。そういう人は、損益分岐点に気づいてない。
卑屈になる必要はないけど、客観性はあった方がいいと思う。私だってゴスロリ着たいけど「狂女になっちまう」って我慢しているし(笑)。

AM: (笑)。客観性は大事ですよね。かつ「もう年だから」と卑屈にならず、加齢を武器にできるのがベストだと思います。

アル: そのとおり。A子の夫に「どこに惹かれたの?」って聞いたんですよ。
そしたら、若い女の子に仕事の話をすると「すごーい!」とか言うけど「キミら絶対興味ないだろ」というのが分かると。彼は頭がいいから男受けテクに釣られないし、「条件狙いでやっているな」と見抜くわけです。

でもA子は「その技術はこういう分野に応用できないの?」と本気で興味持ってくれて、すごく楽しかったと。「頭がよくて仕事のできる彼女を尊敬した」って言っていました。