誰と結婚してもリスクはある!

AM: (笑)。それは厳しいかも…でもアルテイシアさんはOKだったんですよね?

アル: 恋愛感情がなかったから。だから「なんだこの肩パット、ハートカクテルか」とつっこんで「とりあえず初デートは奢っとけ、心ある女子なら『二件目は私が払う』って言うから」となぜか恋愛指南していました。
でも、多くの女子はそこで「この人はないな」と判断しちゃうでしょ?

AM: そうですね。二回目に繋がらない女子が多いと思います。

アル: 私は29歳だったけど「惚れた腫れたはもういい、人生のパートナーがほしい」と思っていたから。だから夫の良さに気づけたんだと思う。
母の死の前後とか、夫はすごく支えてくれて頼りになって「こいつスゲーいい男だな」とどんどん惚れ直していきました。ほんと寒いノロケで申し訳ないけど。

AM: いえ、未婚の私には「結婚の真実ってこうなんだ」と勉強になります。

アル: 夫ももうオッサンなんで、この前、稽古後に倒れて救急車で運ばれたんですよ。
私は付き添いながら「こいつが働けなくなったら自分が食わせていかねば」って、ひたすら金勘定していました。私の年収でやっていけるかな?と。メソメソ落ち込んでいるヒマなんてなかった。
でも、それが現実だから。誰と結婚してもリスクはある。リストラされるとか、事故や病気で働けなくなるとか。

だから本気で結婚したければ、現実を直視した方がいいですよ。
「イケメンで素敵、王子様みたい~」ってキラキラした恋愛感情では絶対続かないから。そういうのは乙女ゲーで満たしましょう(笑)。