オーガズムは学習するもの
合い言葉は<イカされるんじゃなく、イク>

 女性のオーカズムは「こすったら出る」という男性と違って、繊細で複雑。<全女性の4割しかセックスでイケてない>というデータもあります。
女性のオーガズムとは、学習によって得られるもの。「この刺激が気持ちいい=イケる」と経験を重ねながら、体で覚えていくものです。
「上手い男にあたったことがない」と嘆く女性は多いですが、基本、セックスの上手い男性などめったにいません。周りの愛され痴女たちにヒアリングしても「30人に1人もいない」と証言します。

 愛され痴女の合い言葉は「私たちはイカされてるんじゃなく、イっている」。

 受け身で寝転がっているだけでは、オーガズムは得られません。自分のツボを把握して、自己開発に励み、かつ相手に希望を伝える姿勢が必要。

 私も初性交時は「不感症か?」ってくらい感じなかったのが、コツコツと自己開発に励み、オーガズム力を高めてまいりました。
ハタチの頃のオーガズム力がレッドリボン軍と戦っている頃の悟空だとしたら、今では魔人ブウを倒して地球を救えるレベルになった。

 オーガズム力を高めれば、ソロでも楽しめるしセッションでも快感が高まり、いいことずくめ。
自己開発の具体的なやり方を、当連載で書いていきます。

“主体的に性を楽しむ愛され痴女”になるために

 まずは「白馬に乗ったテクニシャンの王子様が現れて、オーガズムの花束をくれる」という幻想を捨てて、
<イカされるんじゃなく、イク>に価値観を転換してください。
そして馬番を王子に変身させるべく、みずから男をテクニシャンに育てるのです。
この“育てる力”を身につけることが、本命ゲットにも繋がります。

 現在、フリーでまともな男性のほとんどは草食系男子で、彼らは自分のセックスに自信がない。
そんな彼らにとって“上手にリードして自信をつけてくれる痴女”は、手離せない存在になるのです。
彼らは育てれば伸びるポテンシャルを持っていますが、なにぶん繊細で傷つきやすく、やり方を間違うと心もチンポも折れてしまう。

そんなガラスのチンポを育てるには
・褒めて伸ばす
・お手本を見せる
・リアクション=演技力を磨く
といった女性側の工夫が大切。

 従来の男を甘やかすやり方ではなく、ポテンシャルを伸ばすやり方をすれば、セックス偏差値を30から70へ上げることができます。
その具体的な方法についても、今後書いていきます。

「痛いのにガマンする」、「感じてないのに演技する」といったネガティブな努力と違い、そこには育てる喜びがあるし、自分自身も満足できる。こちらが満足することで相手は自信がつき、オーガズム女神として崇められる。
女子力ならぬ痴女力を上げれば、セックスも楽しめるし男の尻小玉も抜けるし、朝スッキリと目覚めて階段の上り下りも楽になり…

 最後のはウソですが、“主体的に性を楽しむ愛され痴女”になれば、心も変わって人生も変わってきます。
性という字は「心を生かす」と書きますからね。

 それでは次回、性感帯の知識、オナニーのメリットや方法について説明する
『愛され(笑)痴女は、快感のツボを知っている』をお送りします。

「セックスで女は受け身でいるべき」という古い価値観を捨てて、戦後レジームから脱却しましょう!
新しい性事改革のスタートです(^O^)/

Text/アルテイシア

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