理知的な雰囲気の女教師・Sさん(26歳)へのインタビュー1回目、2回目、3回目も合わせてどうぞ。
「女の人が好きなんです」といういきなりのカミングアウトに驚きつつも、これまでとはまた違う盛り上がりを見せた今回のインタビュー。
レズビアン女性としっぽりエロ話をする機会なんて、このチャンスを逃したらなかなかないとばかりに、根掘り葉掘り聞いてしまいました。
そしたらまあ、今はボーイッシュレズが不遇の時代だとか、「フェムタチ」「ボイネコ」って言い方とか、今まで知らなかった知識が続々と……。(もちろん、ここには書けない話もちらほら。)
やっぱり、直に話をする以上のコミュニケーションってないですね。
中でも勉強になったのは、このくだり。
レズビアンAVは男性向けに作られている
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Sさん: 初体験の相手は20歳くらいのときにできた初めての彼女。
指の挿入はあったけど、ディルドの挿入なしのセックスでした。
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恥ずかしながら、これまでAVの中のレズビアンセックスしか知らなかった私。
まあ、全ての女性カップルがペニバン(ペニスバンド)を使うとまでは思ってなかったけれど、知識が偏っていたのは確かです。
レズビアンAVのフィニッシュは、道具を使ってつながったり、お互いのアソコをこすりつけ合ってオーガズムに達したりするのがスタンダード。
「疲れるわりに気持ち良くないから、特別なときや遊んでみたい気分のときしかそういうことはしない」なんて、知りませんでした。いやはや、面目ない。
なぜそういう偏った作品になってしまうのかというと、AVやアダルト誌といったメディアはまだまだ男性向けのものだから。
日本にはレズビアン専門のAV女優というのはまずいません。
普段は男性相手にセックスしてるノンケ(もしくはバイセクシャル)の女優さんが“レズビアンAVの仕事”として出演しているので、髪が長くてミニスカが似合う女っぽいルックスの人がほとんど。
特に、Sさんが好むような、ショートヘアのボーイッシュなレズビアンが出てくる作品は無いと言っていいくらい。
要するに“フェム”ばかりで“ボイ”がいない不自然な世界なのです。
内容も、欲求不満の団地妻がお隣の奥さんとのレズビアンにハマって……みたいなドラマや、プライベートでも仲のいい女優さん同士にセックスさせる“友情レズ”が多く、本当のレズビアン女性が興奮できるようなものはあまりありません。
Sさんの「女っぽい男優が出ている挿入のないAVを観てるけど、あまり興奮しない」という言葉を聞いて、ちょっぴち申し訳ない気持ちになってしまいました。
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