ディルドを使ってセックスするのは特別なときだけ/レズビアン教師の性事情(2)

 理知的な雰囲気の女教師・Sさん(26歳)への一回目のインタビューも合わせてどうぞ。

ディルドを使ってセックスするのは特別なときだけ

遠藤遊佐 普通の女の子のエッチ事情 新ヰタ・セクスアリス

――初体験がイマイチだったのがオナニーを始めたきっかけって言ってましたけど、相手は男性?

Sさん: 女性です。男性経験のあるレズビアンもいますけど、私は女性としかしたことないんですよね。
初体験は21歳くらいのときにできた初めての彼女が相手。指での挿入はあったんですが、ディルドでの挿入なしのセックスでした。

――えーと、私、レズビアンの人に直に話を聞いた経験がないんで、女同士のセックスの知識がないんですよ。
AVだと、双頭ディルドって両方がチンポになってるやつを使ってつながったり、貝合わせっていってお互いの股間をこすりつけあったりすることが多いですけど、実際はどうなんですか。ペニバン(ペニスバンド)付けてセックスする人ってそんなに多くないんですよね?

Sさん: ああいうのはやっぱり大変ですからね。疲れるわりに気持ち良くないし、双頭ディルドはちょっと頑張ると抜けちゃうし。私は特別なときとか、遊んでみたい気分のときだけかな。

――なるほどなあ。やっぱり直に聞いてみないとわからないもんですね。
じゃあ、その初めて付き合った女の子と初体験を済ませて……。

Sさん: あ、セックスは女の子としかしたことないけど、実は男性とも付き合ったことがあるんです。中学校のときに5人くらい。

――やりますねえ。しかも5人って。生徒数の少ない田舎の中学の5人ていったらけっこうな打率でしょう。

Sさん: いや、年頃になっても男の子に対する恋心がまったくわいてこなかったんで、試してみたんですよ。
田舎の中学生なんで、付き合うっていっても一緒に帰るくらいだし、当時は“恋のキューピッド”みたいなのが流行ってたんで「○○君、いいよね」とか言うとすぐ友達が取り持ってくれた。でも友達以上の感情は持てませんでしたね。

――なるほど。そうやって男性とも付き合ってみて、女の子が好きだと自覚したわけだ。

Sさん: それが、簡単に「男の子に興味がない=女の子が好き」ってことにもならなくて。
つい目で追っちゃう女の子はいたんだけど、無意識にブレーキをかけてましたね。はっきり自覚したのは、高校生になってアメリカに留学したとき。

――留学がターニングポイントになってる人、多いですねえ。

Sさん: 同級生にレズビアンの子がいて友達になったんですよ。
で、ああ、この子と私は近いな、私も女の子が好きなのかもしれないな、と思って。その子とは今でも友達ですよ。