女性同士のセックスだからといって、必ずイケるわけではない

 そして、もう一つわかったのは、同性愛も異性愛もつまるところは同じだということ。

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Sさん: 最初はセックスが気持ちよくなかったけど、オナニーするようになってから女性同士のセックスでもイケるようになりました。
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 初めてオナニーをしたきっかけは、初体験の彼女とのセックスに満足できなかったからだというSさん。

 私は仕事でよくAVを観るんですが、レズビアン物のAVには「粗雑な男よりも、女同士のセックスのほうが気持ちいい」なんてセリフが頻繁に出てきます。
確かに、同じカラダを持った者同士のほうがお互い感じる部分がわかるし、労わりあえそう。私もなんとなく「女同士のセックスって蜜の味なんだろうな~」と思っていました。

 でも実際は、女性同士だからといって必ずしもイケるわけじゃないんですよね。
セックスというのは、赤の他人同士が交わるもの。相手が男だろうと女だろうと、なんの苦労もなく最初からうまくいくなんておいしい話はないんだなと再認識しました。

 気持ちいいセックスをしたいのなら、一に相手とのコミュニケーション、二にオナニーによる性感開発。どうもこれは我々にとって普遍的な事実のよう。
まあ、すぐにイケちゃう幸せな人もいますが、それはそれ。
努力型の私は、めくるめくようなセックスのためにも、今日も地道なオナニーに励みたいと思います。

 次回は、外資系投資会社OLのLさん(26歳)へのインタビューをお届けします。

Text/遠藤遊佐

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