――オナニーは今もずっと同じやり方？

R：　子どもの頃はそうでしたけど、今は道具も使ってます。
最近irohaを買いました。あと、電動歯ブラシを使うことも多いかな。ある商品の歯ブラシ部分を外してクリトリスを刺激すると、職場で使うのにちょうどいいんですよね。

――え、職場？

R：　デスクワークなので、たまに仕事しながら膣トレしてるんです。そうすると気持ちよくてムラムラしてきちゃうんで、仕事に刺し障らないように昼休みに歯を磨く用の電動歯ブラシ持ってトイレに駆け込むんです。
ほら、膣トレってノーハンドオナニーみたいなものじゃないですか。

――まあそうですけど（笑）。でも、職場のトイレでオナニーってけっこうリスキーじゃないですか。声出ちゃったりしない？

R：　声は大丈夫です。元々そんなに出すほうじゃないし、電動歯ブラシでオカズ使ってやれば、けっこうサクッとイケちゃうから疑われない。

――処女なのに大胆！　会社のトイレではどんなオカズを使うの？

R：　えーと、基本的にはイラストです。pixivっていうサービスがあるじゃないですか。アレに載ってる、どエロいイラストをスマホで見ながらするんです。
動画が見られればいいんですけど、会社のトイレじゃ音が出せないからそこは我慢して。シチュエーションとしては、嫌がってるのを無理矢理されるっていう凌辱系がドキドキするかな。
子どもの頃から、セーラームーンが敵役に連れ去られてキスされる、みたいなのが好きで。

――凌辱かあ。女性向けAVとか好きそうに見えるのに意外。

R：　実は、ムードとかイチャイチャはあんまりいらないタイプ。AVも女性向けじゃなくて男性向けの動画サイトで観てますよ。
オカズを使うとサクッとイケるかわりに、イッたときの快感がイマイチなので、普段は最初だけエッチな物を観ながらして、調子が出てきたら妄想にシフトすることが多いです。

　次回も引き続き、「恋した相手は2人、でも実らなかった」というRさんのインタビューをお届けします。

Text／遠藤遊佐