「かなまら祭り」インパクトがすごい
そしてもうひとつ。春画と同じくらい“ちょうどいい距離感”で性に触れられるのが「かなまら祭」です。川崎の若宮八幡宮で毎年4月の第一日曜日に開催されるこの祭は、子孫繁栄や無病息災などを願う行事で、性や生殖にまつわる信仰が背景にあります。
私は2014年からほぼ毎年参加しているのですが、この祭り、とにかくインパクトがすごいです。男性器を模したお神輿も、それを担ぐオネエ様がたの「かなまら!」「でっかいマラ!」の掛け声も、町中いたる所で性器型の棒つきキャンディーを舐める人たちも、どんな顔で見たらいいのか分からず、ただ笑うしかなくなります。「性器におもしろさを感じてもいいんだ」と思えたら大成功。性について話すハードルは絶対に少し下がるはずです。
いきなり自分たちのセックスについて話そうとすると難しく感じてしまいますが「自分たちから少し離れたところにある性」である春画やかなまら祭を見て「笑っちゃうね」「これ面白いね」と言い合うだけならずっと気楽です。
その流れで「そういえば、春画のこういう体勢って本当にできるのかな?」と自分たちの話に繋げることができそうじゃないですか。
春画展もかなまら祭も、首都圏エリア外からは行きにくいかもしれませんが、春画に関する本や、AMで春画ールさんが書いていた連載コラムを読んで話題にしてもいいし、「面白い祭があるって友達に聞いたんだけど」と話してみるのもいいと思いますよ。
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