「男版ソープランドやって!」クリスマスに高級ホテルで間男活動/中川淳一郎

普段エロをするときは、自宅かラブホテルの僕だが、若い頃、高級ホテルでエロをしたことがある。外注先の女性社員だった沙織さんとは、仕事をする中、よく分からないが二人きりになると手を繋いで歩くような関係になった。そして、その後何度かラブホテルでエロをしたのだが、あるとき、こう言ってきた。

「ねぇ、ニノミヤさん、クリスマスイブは何してるの?」

「えっ、何も予定はないですけど」

「あのね、私、〇〇ホテル(超高級ホテル)に泊まりたいんだけどどう?」

「あ、もちろん大丈夫ですよ」

というわけで、僕は大枚をはたいて〇〇ホテルのバカでかい部屋を予約。沙織さんはホテルの近くの高級スーパーでチーズやハムやワインやビールを買っておくね、と言った。この日は18時の待ち合わせだったが、沙織さんはすでにチェックインし、バスローブを着てベッドの上で本を読んでいた。

風呂で一度やりたかったこと

「ねぇねぇ、すごくいい部屋だね! 飲もうよ」

ということでクリスマスの宴会が開始したのだが、沙織さんは当時付き合っている恋人がいた。だが、この日は出張だとのことで、間男体質の僕が相手に選ばれたのである。沙織さんは風呂にも入ったといい、いかにこの部屋の施設が素晴らしいかを力説し、お礼をした。

そして一緒に風呂に入ろうと言う。「ニノミヤさん、すごく大きいお風呂で気持ちいいよ。一緒に入ろー!」とのことで、お湯を張り始め、その後二人で風呂に入った。そしてこう言った。

「あのさ、一度やりたかったことがあるんだけどいい?」

「はい。何なりと」

「ソープランドごっこしない?」

「えっ! ぜひ!」

ということで「お客様、本日はありがとうございます」から始まり、湯船でフェラチオをするいわゆる「潜望鏡」を開始した。「気持ちいい?」「あ、すごく……」といったバカプレイをして体を洗ってもらい、「あ、手がすべっちゃった」と泡まみれのアソコをしごいてきた。

この豪華な部屋が普段とは異なる妙な雰囲気を我々の間に作り、この日は19時から23時まで4回セックスをし、そこでさすがに疲れ果てた。残りのつまみを食べ、酒を飲んだら腹が減ったという。