声を出すと何が変わるのか

ウィリアム・ジェームズという哲学者をご存知でしょうか? 彼の名前は知らなくとも、彼が残した名言「楽しいから笑うのではない,笑うから楽しいのだ」は誰もが知っているはず。楽しい出来事が無くとも、笑っていれば楽しい気持ちになれちゃう……素敵な考え方ですよね。

これを感度アップに応用するならば、「気持ち良いから喘ぎ声が出るのではない、喘ぎ声を出すから気持ち良いのだ」ってことになりますね。ミカコちゃん自身も、イマイチなセックスの際にとりあえずアンアン喘いでみたら、アンアン喘いでいるうちに段々リアルに気持ち良くなってきた経験が何度かございます。ぜひ、お試しいただきたい! 

カラダにも良い変化がある!

声を出すことは、気持ちを盛り上げるだけでなく、実際カラダにもメリットが期待できます。大きな声を出すと血流が良くなります。血流が良くなるとカラダがあったかくなります。カラダがあったかくなるとリラックス状態が整います。リラックス状態が整うと、集中力が高まります。集中力が高まると、愛撫等から得られる刺激を直球で受けやすくなるはず。ねっ、肉体的にも声を出すって良いことづくめなんです。

そのためにも、声を出してセックスできる「場」を整えましょう。カーセックスやアオカンだと、どうしても周囲バレが気になって声が出しにくいので、屋内であること必須です。屋内であっても、壁が薄いアパートだと隣室からの壁ドンが気になり、声が出しにくいです。その点、ラブホであれば遠慮なくアンアン喘ぐ環境が整っています。

もし通常は家セックスばかりであれば、ラブホ自体が感度アップにひと役買ってくれることも期待できます。さあ、大声で喘ぐべくラブホへゴー。なお、ミカコちゃんはラブホ最寄りのコンビニで、レジ横のファミチキ的なホットスナックを買っていくのが好きです。ラブホで食べるコンビニチキンやアメリカンドッグって、何故か通常よりも美味しく感じるからフシギ。お試しあれ。

Text/菊池美佳子