趣味が悪いと自分でも十分に自覚しているのですが、付き合っている男性が、こっそりと隠し持っているエロ本やエロビデオを探し出して見るのが好きです。「セックスはわりとノーマルなのに、オナニーのおかずには、こんなん使ってるの!?」という驚きが欲しいので、マニア向けのものをこっそり揃えていれば揃えているほど、興奮する。というわけで今回は、わたしがこれまで恋人の部屋をガサ入れして、こっそりと見つけたヤバオナネタをご紹介したいと思います。
過去、最高に驚いたのは、エロ本誌面の女性の裸体に、油性ペンでスクール水着が書き足してあったことです。「いったいこれは……?」と疑問に思い、勝手にエロ本を漁ったことを謝罪しつつ尋ねたところ、「水着を着ていたほうがエロく感じるから」という理由でした。だったら最初から水着グラビアが掲載されている雑誌や写真集を買えばいいし、ビキニではなくスク水というのも……けれど、たぶん彼は「エロ本の裸体にスク水を描き足したもの」に興奮するのでしょう。性癖の多様さよ。
こっそりとクローゼットを探ったところ、大量の素人系投稿誌とスカ〇ロ雑誌が収納されていた人もいました。スカ〇ロ雑誌を好んで読んでいるというインパクトが強すぎて、素人系投稿誌についてはまったくスルーしてしまったのですが、思えば、その彼は写真が趣味。わたしのエロい写真を度々撮っていたので、もしかして投稿されていたかも……といま、戦慄しています。顔にモザイクや目線を掛けてくれたら、載ること自体は別にいいけれども、勝手に投稿されていたなら、やっぱり気分が悪い。ところでSSKバッチ(某素人系投稿誌が考案したサセコバッチ。つけて歩くと、誰でも使える公衆便所というアピールできる)って、まだ配布されているのだろうか。
時には相手のほうから、「こないだ観たAV」の話をされることがあります。「オナニーをしようと思って再生したら、エキストラで君が出ていて萎えた」ということもあったし、「女優が、あなたも持っているゴッホ今泉氏のガールズブリーフを履いていて、微妙な気持ちになった」と言われたこともありました。彼女がエロ業界に近しいと、うかうかオナニーもできない! 気の毒!
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