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人間は1人では生きられない

また人間というのは1人では生きられない、いくら自立していても必ず他者の助けが必要な時がある。
そういう時、かわいげがあるかどうかは非常に重要なのである。

仕事でも素直でかわいい後輩がピンチなら助けたいと思うだろう。
だがいつも態度の悪い後輩が「何かわかんないけどー客が超怒ってるんすけど―」と全く目を合わさずに言って来たら果たして助ける気になるだろうか。

恋愛面のみならず、平素から助けてあげたくなるタイプであることは重要であり、少なくとも「そのまま死ね!」と見捨てられない程度のかわいげはあった方が良いのである。

よって常に助け合わなければいかない夫婦にこそお互いを「かわいい」と思う気持ちは大事なのである。
むしろ「働かないし浮気もするが、愛嬌があって憎めないから別れられない」という「かわいげ」が最後の砦になってしまう悲劇すらある。

よって私も「今さら、かわいいとか…」とカートに2ケース炭酸水を詰まずに、夫にかわいい、守ってあげたいと思わせる努力はしていかないといけない。

すでに一人で生きられるような完璧な女ではない私にはあなたの衛生力と一般常識が必要だ、ということは十分過ぎるほどアピールしている。
これ以上だらしなくしようと思ったら、ケツから内臓をはみ出させて歩くしかない。
そう思うと私はすでに十分夫にカワイイと思われているような錯覚がしてきた。

だとしたらあとは「ふわふわ」だけだろう。
それも最近ユニクロで980円で買ったフリースで表現できているような気がする。
毛布にくるまって出てこない姿もかなりふわふわ感が出ているのではないか。

守ってあげたくなるタイプになる、というテクニックは生物学的に見ても間違っていない。

だが、何をしてもかわいく「守ってあげたい」と思われるおキャット様と違い、人間は一歩間違えると「蹴りたい」としか思われないので、守ってあげたいアピールもほどほどにしておいた方が良い。

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