どんな年賀状もらった?「家族写真付き年賀状」の楽しみ方

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Kaboompics // Karolina

こんにちは、斗比主閲子です。

1月も中旬となり、正月飾りも見かけなくなり、世間ではお正月ムードももう終わっているでしょうか。年末年始の実家・義実家への帰省やそれに伴うお年玉のやり取りなどでモヤモヤした人も多いかと思います。

そして、年明けで話題になることの一つに“どんな年賀状をもらったか”というのがありますよね。

今回はそんな年賀状の話です。

最近は年賀状も減った

お正月の風物詩であった年賀状ですが、年々枚数は減ってきています。一時は40億枚以上の発行部数がありましたが、2007年あたりから毎年減少し、ついに2017年の発行部数は30億枚を切り、28億枚となりました(詳しくはこちら)。

みなさんの肌感覚でも、年賀状の送る枚数と受け取る枚数が減っていると感じているのではないでしょうか。

以前は携帯メールだった年明けメッセージも、最近ではFacebookやLINEなどで画像つきの「あけましておめでとう!」も送れるようになり、年賀状の利用がさらに減っているかと思います。

仕事上でも、メールで一斉送信する人が増えてきましたよね。海外の人からクリスマスや旧正月のお祝いメールを受け取る人が増えたことも、その影響のひとつだと考えています。他国の文化を受け入れる形で、ビジネスの現場でも、メールで代替しても問題ないと広まってきたのでしょう。

とはいえ、まだまだ年賀状を送られる人もいらっしゃると思います。デジタルな方法ではなく、わざわざ年賀状を送ってくれるというのは、思いが込もっていると言えます。
減少傾向の今だからこそ、どんな思いを込められているのか、年賀状を見ながら想像して楽しんでいます。

年賀状の返しがなくても送る理由

私はここ10年以上、個人的に年賀状を送っていません。一方で、私個人に届く年賀状の枚数は、毎年大きく変動しません。毎年新しい方が入れ代わり立ち代わりで年賀状を送ってきているというのではなく、同じ方がずっと年賀状を送られ続けています。

こんなことを書くと「相手からは受け取っているのに送り返さないなんて失礼じゃないか!」と思われるかもしれませんね。
ただ、私個人に年賀状を送ってこられている方は、私が送り返さないのは折り込み済みの方ばかりです。つまり「斗比主閲子は年賀状という仕組みを利用したコミュニケーションをしようとしている人間ではないのは分かっている。ただ、こちらとしては年賀状を送りたいから送る」と考えているということ。気楽な関係です。

長い人では20年間ずっと年賀状を送られ続けています。
これだけ長期間になれば、20年分の年賀状を並べて眺めてみることで、当時、その人に何が起きていたのか年賀状だけでも想像できることがたくさんあります。