ニュースを見ている時のちょっとした呟きで百年の恋が冷める?

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こんにちは、斗比主閲子です。

TOFUFUの編集者さんが私のブログの記事を読んで、

斗比主さんのおブログを拝見していて、最近の不安定な情勢とかニュースを見て、夫婦で見解が異なったらどうするのか気になりました。

最近ガスマスクとかシェルターとかの問い合わせも多いと聞いて、でもこれって、夫婦足並み揃っていなかったら温度差感じないかな、と。

こんなことを思われたとメールをいただきました。

「おブログってどんな敬語だ!」「え、私の個人的なブログを読んでたの?」と思ったのは秘密ですが、それはそれとして、ニュースを見て揉めるというのはあるあるなテーマです。

差別的な発言にモヤモヤする

結婚する前に、夫婦で自分たちの価値観がどれくらい近いかは確認しているはずですが、結婚後になって、「え、この人、こんなこと考えてたの!?」と驚いたり、うんざりしたりすることはあるものです。
私が見聞きしたものでは、ニュースを見ていて、女性優先の話が出ると急に悪態をつく夫ですね。
ほら、今、日本では女性活躍ということで、女性の役員を増やそうとか、女性の政治家を増やそうとか、働き方を変えようとか、色んな施策が打たれていますよね? こういうニュースを見るたびに「なぜ、女性ばかり優遇されるんだ」とグチグチ言う夫というのは聞いたことがあります。

類似の例だと、電通勤務の女性が自殺して以降の世の中の動きについて、「女性が自殺したからこれだけ世の中変わったけれど、男性だったらこうはならなかった」みたいなことを言ったりする夫とか。
大好きだと思っていた人に、自分が横にいるのにこんなことを言われたら、百年の恋も冷めるものです。
言っている方は誰かが聞いていると(最愛の人物がギョッとしていると)あまり意識はしていないかもしれませんが、ニュースへの悪態をきっかけに夫婦関係が悪化するというのはないことではありません。
一般論の解決策としては、悪態は聞いているほうが不愉快になるということを意識してもらうこと。
劇薬ではありますが、録音・録画して、本人にいかに醜悪かを見せるという手もあります。