なぜセフレとは初詣に行けないの?お参りだけで解散はセフレ道に反する

ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、初詣に向け気合いが入っている女性って誰?」
担当編集I嬢:「初詣は恋みくじがメインですから」

まだ12月だというのに初詣の話題で恐縮です。と言うのも、年明けこの連載記事が最初に更新されるのは1月4日。三が日を過ぎてからなので、今週のうちに新年ネタを書かせてくださいませ。

先週は「セフレとクリスマスに会えない理由」を書きました。クリスマスに会えなかったぶん、せめて初詣くらいは一緒に行きたいと目論んでいる女性も多いはず。しかし現実には、初詣にセフレと一緒に行ったって話はなかなか聞きません。クリスマスよりは難易度が低い気はするんですけどね。

セフレと初詣に行かない意外な理由

今こそ全ての日本国民に問います。

なぜセフレとは初詣に行けないのでしょうか? 

そんなことも知らずに、やれ「恋愛運アップにはなんといっても東京大神宮!」とか「浅草の今戸神社も御利益が期待できるらしい」などと言っている日本人のなんと多いことか。

しかしミカコちゃんは知っています。セフレと初詣に行けない理由は……!? 

「おてんとさまが明るいうちからセックスするのは気が引けるから」です。

セフレ同士でカウントダウンを過ごすとは考えにくいので、初詣に行くとしたら年が明けてからでしょう。つまり1月1日の昼間か、1月2日の昼間か、1月3日の昼間か……この3択になります。1月4日からは仕事が始まるので、初詣に行くタイミングは三が日の昼間に絞られるでしょう。

そもそもなぜ初詣は昼間なのか

「確かに初詣って、大晦日の深夜から元旦に行く場合を除いては、昼間のイメージが強いなぁ」と気付いた人も多いはず。そう、神社って基本的にはおてんとさまが明るいうちに行くものであり、日が落ちてからの参拝はタブーとされているんですよ。

タブーの理由は諸説ありますが、日が落ちた以降は神様の出勤時間が終わり、休憩時間に入るから……って説が有名かな。神様もサラリーマンと同様に定時があるんですね。確かに私たち人間も、定時過ぎてから残業を打診されるとイラッとします。神様とて、残業はしたくないのでしょう。

というわけで初詣に行くとしたら三が日の昼間になります。お賽銭を入れ、おみくじを引き、御守りを買い、時計を見るとPM13:00。思いっきり真っ昼間です。ラブホの料金的には安い時間帯ですが、それでも思いっきり昼間です。ラブホのぶ厚い遮光カーテンをもってしても、どうしても「昼間感」が拭えません。ラブホではなく自宅セックスの場合は、より「昼間感」が強まります。隣家からの生活音だったり、散歩中の犬の鳴き声だったり。

おてんとさまが明るいうちからのセックスって、なぜか気が引けちゃうんですよね。セックスって夜するものってイメージが根付いているせいでしょうか、「昼間からこんなことしている俺って……」と、妙な罪悪感が湧くのでしょう。しかも! 

ついさきほど、神社で神様と対話してきたばかり。2021年は主任に昇格できますよう精進します、パンパンと二礼二拍手一礼してきた直後、パンパン激しく女体を突くってどうなのだろうか……。さっき祈った主任昇格の願望成就に支障を来たすかもしれないぞ……。