第15回:『リッチマン、プアウーマン』が挑んだ月9と恋愛の再生

今回のテーマは、今年7~9月に放送されたばかりの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(略称『リチプア』)です。

月9ドラマはオワコンになったのか?

By Tom's foto
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 みんな、どう? 最近、月9ドラマみたいな恋してる?(レスポンスを求めて耳に手を当てながら)

……ハイ、水を打ったようなノーリアクション、ありがとうございます。

 往年の恋愛ドラマをあえて見直し、勝手に深読みしていくこの連載も、うっかり2か月ぶりのご無沙汰となってしまいました。
そりゃあリアクションも返ってきませんよね!

 いいんです、わかってます、いつ更新されるのかわからない、気まぐれシェフの日替わりサラダみたいなことをしていた私が悪いんです(と、自虐キャラで「そんなことないよ!」と言ってほしいのが見え見えの人、いますよね)。

 でも、私の恋愛ドラマに対する“勝手に深読み”熱は、まだまだ冷めていませんよ!

 リアクションがなかったのは、「月9ドラマみたいな」という私の聞き方もよくなかったのかもしれません。
フジテレビの月9が恋愛ドラマの王道枠とされていたのは、はるか昔の話。
今では純粋な「恋愛ドラマ」自体が成立しにくくなっていることは、この連載でもくりかえし述べてきました。

 でも、本当に月9ドラマって、完全にオワコンになってしまったのでしょうか?

 今回はその答えを、今年7~9月に放送されたばかりの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(略称『リチプア』)の中に求めてみたいと思います。