「好き」が高まるヤキモチのパターン
こうした男の基本的な思考回路を知ったうえで、傾向と対策に乗り出しましょう。
しかしながら、お題にはキチンと答えなくてはなりません。〈「好きだ!」という感情が高まる程度のヤキモチ焼かせ行動〉とは一体何か。これについて考えていきます。男が女性にヤキモチを焼くパターンをいくつか総括してみます。
【1】意外とこの人がモテることを知る
【2】意外とお金を持っていたり、いい店を知っていることを知る
【3】自分の憧れの人と普通にヘーゼンと接していることを知る
この3点の共通は「意外と」です。男がなかなか女性にホレない理由は、「見下し」が存在するからです。「ケッ、結局オレほど人脈もないしカネも稼いでいないんだろ? まぁ、お前なんてとんでもなく暇なときに会ってやるわ」みたいに見下しているから、本気でホレないのです。
しかし、女性が想定外の実力派であったり、各方面から求められていることを知った瞬間、「ありゃっ、オレ、彼女の本当の姿を知らなかった……」と反省をし、その先に思うのがコレです。
「彼女、意外といい女だったんだな……」
この「意外といい女だったんだな……」ということをいかに思わせるかが男にはもっとも効きます。そのときの一つの武器は「ふしだらだと思わせる」ということにあります。もちろん、圧倒的な仕事の能力を見せつけるのもアリですが「ふしだらだと思わせる」の方が早いです。
言動で感じさせる「ふしだら」な匂い
「クラブ通いが好き」「深夜、バーで飲んだくれる」「サーフィンで日焼けイケメンとよく会っている」みたいな「男のニオイ」が感じられるようなことを言いつづけると男は「洋子さんは色々な男との接点があるんだな……」と思い、途端に「こんなモテ女にオレはなんでこれまで邪険に接していたんだ」となることでしょう。
不思議なもので「清純派」よりも「ちょっとふしだら風」の方が男からするとホレてしまいがちなんですよ。もちろん「マッチングアプリで今月30人斬りwwww」なんてSNSで書くのは「ふしだら」を通り越してたんなるヤリマンで感染症を心配されるレベルです。だからこそ若干のヤキモチを焼かせるには上記のようなレベルの「匂わせ」をすることが重要です。
とにかく男は「意外とこの人ってモテるんだな……」と思った瞬間、ホレる傾向があります。「匂わせ」の腕を磨きましょう。あとは、少し大げさでもいいので、交友関係の広さをSNSで日々醸し出すのはヤキモチを焼かせるのに効果があります。
男って、「オレの手に届かないところに行っちゃった……」というときにホレるものなんです。
そんな敗北感というかブローケンハート的状況のときにLINEなりメールなりを一発送って「アンタにまだちょっと関心あるからね」的なこれまた「匂わせ」をしたら、相手は興奮して前のめりで「次いつ会える!?」と言ってくることでしょう。恋愛に恥じらいは必要ありません。後悔しない人生をお送りください。
Text/中川淳一郎
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