同棲にルールは必要?家事やお金など「決めておきたい4つのこと」

同棲する前に決めておきたい家事やお金などのルールのイラスト

どうも! 隠遁人妻26歳です!
今回は、同棲にルールは必要か否かについて私の率直な意見を書いていこうと思います。

私は同棲するにあたり、最低限「家事の分担、家賃の負担割合や金銭管理、報連相、絶対に譲れないマイルール」については話し合っておく必要があると思います。

同棲にルールを設けるメリットとデメリット

まず、同棲にルールを設けるメリットは3つあります。

・女性だけが家事負担に苦しむなど、役割分担の不平等を回避できる
・ルールを持って節制することで、貯金や投資ができる
・無駄ないざこざを、減らすことができる

しかし、逆にデメリットもあります。

・ルールが厳しいと互いに疲弊しやすく、同棲生活に窮屈さを感じる
・ルールを破った場合、ペナルティが発生することもある

このように、ルールには良い面と悪い面がありますが、一般的には同棲ルールを決めて生活した方がうまくいきやすい、というのが私の意見です。

決めておきたい同棲ルール4つ

1. 家事の役割分担

同棲で必ず揉めると言っても過言ではない「家事の役割分担」。ここは、ルールを決めた方が良いです。私たち夫婦の場合は、下記のようにルールを決めています。

【妻が担当する家事】
・毎日の食事準備(皿洗いは食洗器で)
・毎週土曜日夜にネットスーパーで5,000円分1週間の食料購入(カードは旦那のもの)
・洗濯機を回す&洗濯物を畳む
・お風呂&トイレなどの水回りの掃除
・お花の水やり
・服のほつれを縫う
・Amazonなどの受取り
・寝室のベッドメイキング
・加湿器の水補充
・引っ越し時の荷物の段ボール詰め

【旦那が担当する家事】
・洗濯したものを干す
・部屋の掃除機がけ
・ゴミ出し
・日用品購入及び管理
・電気、家電、ネット周りの設定や修理
・郵便受けチェック
・毎月の家計管理エクセルシートの入力
・ご飯をラップして冷凍庫に入れる
・毎日の天気予報チェック及び妻に連絡
・引っ越し時の手続き

主に自分の得意なことを担当しています。料理や裁縫は私が得意なので担当しており、洗濯物を綺麗に干したり、細かく日用品の管理をするのは旦那の方が得意なのでやってもらっています。最初にここまで詳細にルールを決めたわけではなく、同棲生活を始めて自然と今の形に落ち着きました。

2. 家賃の負担割合や金銭管理

私と旦那は現在、家賃84,000円のマンションに住んでいます。家賃の負担は、6対4くらいの割合にしています。なので、旦那50,000円、私34,000円となっています。非常に家賃負担が軽いので家計は助かっています。

また、家賃以外の光熱費、日用品、外食費などはすべて折半です。旦那が毎月まとめて払ったあと、家計管理シートに合計額を入力し、私の負担する額を算出しています。

銀行口座、投資についてはすべて個人で管理しているので2人共通で行っているものはありません。この先子どもが生まれた場合には共通で子どもの教育費用口座を作り、積立てや投資を行う予定です。

その他、各生活費の予算は下記の通りです。基本はこの金額を超えないようにしています。
超えそうになった場合は、私がLINEで旦那に警告メッセージを送っています(笑)

・外食費20,000円
・食料品20,000円(1週間5,000円)
・日用品15,000円

3. スケジュールの報連相

私は現在フリーランスとして自宅で働いており、旦那は都内でサラリーマンとして働いています。互いの予定を把握するために、Googleカレンダーに予定を入れて共有しあっています。またネットだけではなく、リビングにある紙のカレンダーにも飲み会や打ち合わせの予定を書き込み共有しています。

こうすることで、旦那が飲み会なのに夜ご飯を二人分用意してしまうなどのトラブルを事前に回避しています。予定が変更になるときは、相手に事前に連絡してトラブルを防いでいます。

4. 絶対に譲れないマイルール

人にはそれぞれ絶対に譲れないマイルールが存在しています。
普段1人で生活しているときは意識していなかったことでも、自分以外の人と生活すると急に気になりだすことがあります。

私と旦那にも、案の定譲れないマイルールがあったので、同棲生活をする中で話し合ってマイルールとペナルティを決めました。

・目覚ましが鳴ったら1回で起きる→できないと5,000円ペナルティ
・飲み会後にシャワーを浴びない場合は別の布団で寝る
・旦那の部屋にある本や書類には一切触れない
・お風呂場の髪の毛が溜まったらすぐに取る
・旦那が電話会議をしているときは絶対に部屋に入らない
・髪を乾かすときは抜け毛がわかるところで乾かす(後で掃除しやすいように)
・互いに家で仕事しているときは邪魔しない
・予定がない朝は、妻を起こさない(電気つけない&暖房つけない)
・食後は横にならず逆流性食道炎を防ぐ
・身体の不調&病気は隠さず、すぐ報告して病院へ行く
・妻が夜1人で外出するときは旦那同伴
・旦那が釣りに行く場合は許す、ただし麻雀は2ヶ月に1回
・洗濯物が雨に濡れたらやり直し
・お風呂のバスソルトは基準容量より少なく入れる
・旦那のアレルギーの薬は入浴後に妻が塗る
・妻の背中ニキビの薬は入浴後に旦那が塗る
・脱衣所のマットが水で濡れないように体は浴室でふく
・お風呂内がカビないよう最後にすべて水で洗浄する

実際に同棲ルールを決めてどうだったか?

1. 家事の役割分担

私たちの場合、同棲前に明確に役割分担を決めていたわけでなく一緒に生活する中で、互いの向き不向きを見極めながら、自然に得意な方が担当していきました。今のところまったく不満はありません。旦那にも確認しましたが特段不満はないようです。

2. 家賃の負担割合や金銭管理

金銭ルールに関しては同棲当初にまったく決めていなかったので、1回の買い物で1万円以上食料を購入したり、外食費が毎月8万近くいったりすることもありました。家賃も今よりずっと高い家に住んでいたので貯蓄がまったくできないという問題も抱えました。

色々な失敗を経て、家賃10万円以下の家にし、食料品は毎週5,000円、外食費は毎月20,000円までとして、行きたい飲食店にはランチに行くというルールになりました。今ではルールを作って非常にうまくいっています。むしろルール作りをしなかったら、今ごろ家計は火の車だと思います(笑)

3. スケジュールの報連相

リビングに大きな紙のカレンダーを置いて書き込んだり、Googleカレンダーで互いの予定を共有したりすることでトラブルが減りました。これをする前は、旦那の飲み会の日に夜ご飯を作ってしまったり、出張が3日も入っているのに食料品を大量に買ってしまったりする失敗がありました。それらが、すべて解消したので非常に助かっています。

4. 絶対に譲れないマイルール

旦那は私より几帳面で潔癖な部分があるので、若干マイルールが多めです。そのため最初は「あーもう! めんどくさいな!! これくらいいいじゃん!!」と思っていましたが、この頃はマイルールが習慣化されて努力することなく自然に対応できるようになりました。なのでまったくストレスが溜まっていません。

まとめ

私たち夫婦は一緒に暮らし始めてかれこれ4年目です。同棲当初は色々とトラブルもありましたが、その都度話し合いをしてルール決めを行い現在は快適に暮らせています。

今もまだ完璧とはいきませんが、互いに思いやりと気遣いの心を大切にして努力していきたいなと思っています!

Text/隠遁人妻

初出:2019.02.24