「なんでLINEくれないの?」注意!恋人に“だけ”失礼な態度のあなたへ

彼氏に過度なワガママを言う女性の画像 Pixabay

「LINEしないでおこうと思ったのに、送っちゃった」
ある女子が慌てて私に連絡をしてきます。
彼女がLINEを送ってしまった相手というのは、忙しいのか冷めているのか、本心が良くわからないマイペース彼氏に対して。

返事が来ないのに「おはよう」とか「会いたい」とか、2通3通5通と軽めの連投をしており、「さすがにこりゃイカン!」と彼女も思った矢先に、やっぱりかまってほしくてLINEを送ってしまったのでした。
自制心が足りないといえばそれまでのこの行為。でも見つめるべきは、相手への愛よりも自分への見返りを強く求めてしまう気持ちなのかもしれません。

なぜ失礼な態度を恋人にはしてしまうのか

人は想像する生き物です。
想像力の程度はあれど「あれをしたらこう返ってくるだろう」と想定をして、普段はコミュニケーションを取っているものです。
でもその相手が恋人や夫婦になったとたん、「アレをして」「コレをして」「こうなって欲しい」と、相手との心の距離がぐぐっと詰まりすぎてしまい、要求が先に立つことってありませんか。
波風立てないように他人との距離は取れるのに、身内と認定した人にはむちゃな態度ばかりを取ってしまう。

その理由の1つが「恋人には尽くしてもらえる権利がある」と思い込んでいることです。無自覚にこう思っている人は、実は多い! だからキケン!

たとえば「恋人はクリスマスにはデートするもの」「恋人なら記念日だったら覚えてるもの」「彼氏ならメールは毎日するもの」などなど一般的に広く言われていることですが、この“するもの”って、よくよく考えると、どこで誰が決めたものでしたっけ?
もちろん双方同じ価値観なら悩む必要もないのですが、長く付き合っていれば価値観の違いにイラつくことは絶対あります。
その時“恋人”なのに「ありえない!」と怒りを覚えることは当たり前ではなく、本当は自分の希望を通したいだけ。それって恋でも愛でもなく、大体がワガママ以外の何物でもないのかもしれません。