人と関わることで大きな価値を得られる

相談内容にも自分の自信のなさに触れていますが、いくら自分を肯定することに長けているとしても、自分ひとりだけでは自信を持ち続けるのは難しく、限界があると思います。

なにも、友達を作って褒めてもらうことで承認欲求を満たせと言っているのでも、抱えている悩みを片っ端から相談して人生を導いてもらえと言っているのでも、誰かと接してその人が自分より劣っていると見下して安心しろと言っているのでもありません。
あなたが自信をつけるためだけに友達をつくることが必要なのではなく、友達をつくることで結果的にもたらされる効果があなたの自信につながるという意味で、わたしはおすすめしています。
友達の存在って、仕事の愚痴を言い合ったり、推しのアイドルの話で盛り上がったり、一緒にお酒を飲んでたわいもない話をして過ごすのももちろん楽しいのですが、その瞬間だけの楽しみに留まらないものだと思います。
なぜなら、自分以外の人と関わることは、自分に対しても、人に対しても、大きな価値があるからです。

まず、自分に対して。
自分ひとりきりで完結できてしまいがちな閉じた世界では、自分の多面性に気づけず、「わたしはこういう人間だから」と決めつける傾向に陥りやすいのです。 それって、ちょっともったいない気がしませんか?
もしかしたら、自分はもっともっといいところがたくさんあって、悪いところに気づけて直すことができるかもしれないのです。
人と関わることは、自分の長所や短所を知れるだけでなく、自分が何をしたいのか、自分は何を求めているのか、今の自分には何が足りていないのか、世界を広げるための心のフットワークを軽くするきっかけになります。
そうすれば、少しずつ自信がついていくと思いますよ。

そして、人に対して。
当たり前ですが、人は性格も、考え方も、心地よいと感じるパーソナルスペースも、全て異なります。
様々なタイプの人と交流することで、人の心の機微に触れ、時に人との距離感を間違えたりしながら、そんな当たり前のことを改めて認識することができます。
どこまで他人に寄りかかっても許されるのか、自分の言動は相手を思ってのものなのか、それぞれが自立した生活をする中で関わりを持つことはお互いにどんな影響を及ぼすのか。
それを知れた先に、あなたが求めているような恋人や再婚相手となれる人に出会えるのではないでしょうか。

シングルマザーという立場から、子供がいない独身の人に比べたら、恐らく時間的な余裕は少なくなりますよね。
お子さんの年齢や、どのくらいサポートがあるかは書かれていなのでわかりませんが、やはり自分の事情や気分だけで好き勝手動き回れないのは確かだと思います。
それに再婚ともなれば、あなたひとりだけの感情や意志ではなく、お子さんのことも考える必要がありますからね。

だからといって、焦ってもいいことはありません。
子供のために再婚しなくちゃ! とか、彼氏つくるのに友達がいないと引かれちゃうかも!という形式にとらわれながら行動するのはひとまずおいといて、まずは人と繋がりを持ちましょう。
いろんなタイプの人と接していくことで、あなたが抱えている焦りや自信のなさが少しずつ小さくなっていくはずです。

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この連載では引き続き読者の皆さまからの恋愛相談を募集します。
最後の一歩が踏み出せない方の背中をドーン!と押すため、今にも崖から落ちそうになっている人を腕一本で引き上げるため、誰かに厳しく叱られたい方の左頬をフルスイングで打つため、わたくしポジティブゴリラは日々ゴリラらしく腕力を鍛えてお待ちしております。

Text/ものすごい愛
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