無駄と思っても、必要なミッションだったりする

あなたが結婚を焦ってしまう要因について言及してきましたが、他にも物理的・経済的なこともあると思います。
「別々に住んでからいざ一緒に住むとなると部屋が手狭だよな…」
「今住んでるマンションの更新のタイミングがあるのに…」
「一緒に住むことを想定して最初から広めの部屋に住むのは家賃が…」
「引っ越しなんて時間もお金がかかるし…」
「わたしにだって仕事の都合とかあるのに…」
行動次第では回避できるであろう時間とお金を無駄にしたくないというのもあるでしょう。
でも、無駄を省こうとするあまり、お互いの気持ちが置いてけぼりになってしまったら元も子もないですよね。
だから、そこはケチっちゃダメなんです。
無駄なことをやってると思う瞬間もあるかもしれませんが、人生は思い通りにならないのが当たり前なんですから、一見無駄だと感じるようなものでも後から思い返してみると必要なミッションだった、なんてことは山ほどあります。

過去に公開されたコラム、「今は仕事を優先させたいという彼に結婚を迫ってもいい?」「恥ずかしくて彼に結婚の話ができません」でもお話させていただきましたが、結婚はゴールではなくあくまでもスタートです。
配偶者ともなれば人生を共存・共闘するパートナーになるので、できることなら避けたい話題や面倒事についても話し合わなくてはいけませんし、頭を悩ませるような決断の連続です。
スタートを切る重要なタイミングだからこそ、お金や仕事のこともお互いの気持ちも無視できるものではないですよね。

以前に「同棲しようって言ったのはあなたじゃん!」「もう結婚するって親にも言っちゃったのに!」と彼を責めてしまい、事態が好転しなかったのもあって躊躇してしまうかもしれません。
でも今回は、自分の気持ちを押し付けたり彼の気持ちを動かそうとするのではなく、彼と一緒に“状況整理”をしてみてください。
「牛フィレ肉とフォアグラのロースト ポルト酒のソース 〜白トリュフを添えて〜」のように、「お金と仕事が関わるお互いの将来を見据えた建設的な話し合い 〜わたしのあなたへの気持ちを添えて〜」とフランス料理風に。

お互いが冷静に将来のビジョンを共有し、2人で丁寧に物事を決めていくことが大切です。
そうすれば、彼の足踏みもあなたの勇み足もなくなって、歩くスピードが合ってくるのではないでしょうか。

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この連載では引き続き読者の皆さまからの恋愛相談を募集します。
最後の一歩が踏み出せない方の背中をドーン!と押すため、今にも崖から落ちそうになっている人を腕一本で引き上げるため、誰かに厳しく叱られたい方の左頬をフルスイングで打つため、わたくしポジティブゴリラは日々ゴリラらしく腕力を鍛えてお待ちしております。

Text/ものすごい愛
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次回は<彼氏がいたことがありません。恋愛はしなきゃいけないもの?/ものすごい愛>です。
今回は「彼氏がいた経験・恋愛をした経験がない」ということで悩む22歳の女性からの相談。世の中は「恋愛恋愛」とうるさいけれど、恋愛とは「しなきゃいけないもの」なのでしょうか?ものすごい愛さんの深い回答、心にしみます。

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