あなたは相談文で「パートナーや家族が欲しい」と言いながら4か月デートを重ねて、ちょっといい感じだった男性を捨てています。パートナーや家族が欲しかったのなら、もっと時間をかけても良かったのではないですか？　終わってしまったことはもう仕方ないのですが、 もう少し結婚やお付き合いのことを言わずに我慢して既成事実を積み重ねて外堀を埋めても良かったのではないかと私は思いました。回りくどい言い方をしましたが、要はもう少しあやふやな関係性のままで、キスやセックスまでしてしまった方が良かったのではないかということです。

付き合うとか結婚とかそういうプレッシャーに弱い男は沢山います。都合の良い女になることを勧めるわけではありませんが、デートして、キスして、セックスしてというところまでいって、そこまでして付き合っていないと言う男だったら、本当に駄目だと思います。あなたももっとすっぱりと諦めがつくのではないでしょうか。徳川家康ではないですが、相手が鳴くまで待つというのも闘い方です。

もし、初体験を捧げるということに抵抗があるというなら、思い切ってお金で解決するのはいかがでしょうか。今は女性用の風俗店というのもあるようなので、そういったところを利用して性事に慣れるというのも一つの手だと私は思います。

まず、30超えた人間がずっと泣いてばっかりでは駄目だと気が付いてください。そして、人生は闘いだと思って、知略をめぐらせてください。恋愛や結婚だけがゴールではないことも忘れないでください。仕事で頑張って出世して、経済力で男を従えることだって私たちはできるのです。というか、若くもなく、そんなに美しくもなくなった今の私は目先の恋愛よりもそれを目指しています。

外見に自信が無い、だったら、外見を磨くか、外見でない武器を身につけましょう。お金でも気遣いでもなんでも良いです。武器を持って闘ってください。泣いてめそめそして自信の無い人に接近してくるのは、宗教の勧誘かマルチ商法の人くらいです。それらを否定するわけではありませんが、それってあなたが望んでいることですか？

JUJUさんの歌で「奇跡を望むなら…」という歌があります。 その中に「奇跡を望むなら…泣いてばかりいないで　シアワセにはふさわしい笑顔があるはず」という歌詞があります。

みんな歯を食いしばって笑顔でシアワセになろうとしているのです。だから泣かないで、自分なりのシアワセを目指しましょう。大丈夫、まだ十分若い。私、45歳、それでも笑顔で毎日闘っています。

TEXT／肉乃小路ニクヨ