「10歳下のセフレを好きになりすぎた…」情けなくて達観したい女性のお悩み

歳下のセフレとの関係に悩む女性の画像

今回の相談者は、10歳年下のセフレがいる48歳女性。
あくまでセフレなのに、自分はそれ以上の関係を求めているのか。
自分の感情に向き合いきれない熟女のお悩みに、
同年代のニクヨさんが回答します。

【お悩み】
熟女48歳です。すごく影響を受けている10歳年下の彼がいます。
彼との関係は、下記のような感じです。

・知り合ったのは3年前
・お互いバツ経験者
・信頼しあっているセフレという感じ
・共通の趣味があり、仕事も似た立場、家も近所
・彼からの連絡で、私が彼の自宅に行く
・彼の家の家事(洗濯)をやらせてもらっているので、干すときとたたむときに呼ばれる
・なので、週2、3回会う

彼に対する感情は、無償の愛だと思っていましたが、最近、違うのではないかと思い始めました。

先日、彼の役所関係の書類を取ってくることになり、その委任状に関係を書く欄がありました。彼は書類に「友人」と書きながら、ふざけて、愛人とは書かないよ!と笑いながら言ったので、それが引っかかってしまったんです。
恋人、や、妻と、言って欲しかったのでしょうか。それすらわからない。好きになりすぎたのでしょうか。

いつかこの関係が終わるときがくるかもしれないし、今が楽しいから、限界まで頑張って無理だと思ったら彼の誘いを断ればいい、とずっと思ってきました。会えば楽しいし気も合うし、セックスもしてくれるのです。これ以上望むことないのに、私はなにか不満なんでしょうか。

彼は「10歳も年上の女に大切にしてもらっている俺」を好きなのであって、私の何かを愛しているわけではないかもしれません。

この3年ずっと考えてきて、彼がどう考えるかではなくて、私が彼にどうしたいかなのだ、と割り切ってきました。
でも、なんだか、哀しいのです。これって私の女のエゴでしょうか。情けないです。なんとか乗り越えて達観したいのです。
また、引き際ってあるのかもお伺いしたいです。
どうか、ご教示ください。
(48歳・女性)

喜怒哀楽は一つのセット

哀しいという感情は生きている限り無くならないのではないでしょうか。
もしあなたがそれらの感情を止めたいのであれば
嬉しい、楽しい、愛しい、そういう気持ちも捨てないといけません。
喜怒哀楽は常に一つのセットなのです。
では感情を止めて、粛々と何も感じずにいれば良いのでしょうか。

でもそれで生きたことになるの?

達観なんてせずに、喜びの感情だけでなく、
哀しい、寂しい、妬ましい、腹立たしいという負の感情も
込みで学び続けることが生きることだと私は思います。

負の感情にも意味がある

負の感情にも必ず意味があって、
自分がそういう感情を経験することで、
後に同じような状況に陥った人に何かしてあげられるかもしれません。
何かしてあげられなくても、共感はできます。
共感してくれる人は、その渦中にある人の救いになります。
そうやって頼り、頼られ、人は生きていくのです。

私がそんな時に聴くといいなぁと思うのは
平原綾香さんの「Jupiter」の歌詞です。

♪愛を学ぶために孤独があるなら
意味のないことなど起こりはしない♪

あなたの経験する感情はきっと
いつか誰かと繋がるためにあるのです。
答えのない、わからない、名前のない感情が押し寄せたら、
その感情を受け止めながら、考えてみてください。
名前のない感情を数多く経験することが
長く生きてきた人の魅力なのではないかと思います。

彼との関係も無理にあなたが幕引きをしなくても
時期が来れば自然と幕が引かれるでしょう。
それまでは苦しくても喜びも悲しみも全て受け入れてみてはいかがでしょうか。