ウチらベッド・イン、下のお口が裂けても決してデルモみたいなナイスバディとは言えないし、むしろどちらかというと「かぼちゃワイン」体型だっていうのは自覚しているわ。
けども、ドヤ顔と根拠のない堂々とした振る舞いがすべてをカバーしているの。ハウスマヌカンよろしく「ドヤ顔de着こなし術！」っつ～モンを提唱したいと私はいつも言っているCRY。
それって要するに「意識」の問題だと思っていて。お立ち台争いがあるわけではなくても、ボディコンを着ることで意識的に「強さ」を手に入れているんじゃないかって。

　実際に去年、老舗のプロマイド専門店・浅草「マルベル堂」さんで、ワンフーの娘たちをウチらでバブルON（バブル時代の服、髪型、メイクで変身させること）させてプロマイドを撮ろう！ っていう企画イベントを行なったのだけど、ボディコンスーツを着てデーハーなメイクをした途端、みんな工藤静香さんもクリビツなほど“MUGO・ん…色っぽい”女の顔になっていたわ。

　そしてやっぱりボディコンは、強い！ ロンモチで東京砂漠の人混みにいようが、埋もれない…!!
ちょっとタカビーに男たちを見下すCRYの意識で、街にクリ出しハイヒールでキャットウォークすれば「じれったい熱視線」を独り占め。マル金パパが釣れたらラッキー♪ ってな具合で。
その視線を楽しむ、ある種ソロプレイとして捉えてもＥし。

　そんな性徒諸クンへのオススメの一冊はコレ！ C.C.ガールズの写真集『香港』。
C.C.ガールズの写真集の中でも、とりわけ挑発的でタカビーなドヤ顔が多くて、カッコＥナオン像がいっぱいおっぱい！ ボディラインが美しく出る着こなしやポージングも参考になりまクリクリよ！
最近では原田徳子さんが約10年ぶりに復帰されたけど、変わらず美しいプロポーションをキープされていて、カオリもうっとり。

　さぁ、性徒諸クン！ ユルフワ愛されガールども（ガーン、もはや死語…？）を蹴散らす「ボディコンシャス反逆同盟」をともに歩もうじゃない。
ゆるふわを捨てよ、ボディコンを着て街へ出よう！

Text／ベッド・イン（益子寺かおり）
From／SOLO
※この連載は、益子寺かおりさんと中尊寺まいさんが交代で担当します。