同性から見ると、小胸って洋服がかっこよくキマるし、肩もこらないし、かわいいブラがたくさんあるし、うらやましいと思うことも多いですよね。
でも、当の小胸女子は、自分の胸をどう思っているのでしょうか。
今回、北条かやさんをはじめ、 小胸女子3名に集まっていただき、自分の胸について語りあっていただきました。
北条かやさん…社会学者・ライター。公式twitterは コチラ。
Aさん…24歳会社員。Bカップ。
Bさん…22歳看護師。Aカップ。
「大きくならない?」希望が絶望に変わる頃
―胸が小さいと気づいたのはいつごろなんですか?
北条かや(以下:H) 小学生5・6年生の頃、保健体育で初潮や身体の変化について学ぶじゃないですか。
その頃は、いつか自分も教科書のように胸が膨らむと思ってました。でも、そうはならないと気づいたのが中学2年生くらいですかね。
A:私もその年齢の頃には、うすうす気がついてました。確信に変わったのが高校時代。
B:私は高校入学まで、すごく太ってたんですよ。だから自分の胸が小さいとはまったく思ってなくて。痩せてから気づいたので、高校時代かな。
H:みんな高校時代までは「まだ大きくなるよ!」って励ましあってましたよね。でも、そのうち希望が絶望に変わるんですよ…。
―第二次成長が遅かったんですかね?
A:それがそうでもなくて。初潮がきたのが小学6年生でした。でも、胸はいっこうに大きくなりませんでしたね。
H:初潮の早さって胸の大きさと関係ないですよね!?
私の同級生に、中3まで初潮がこなくて悩んでる子がいましたが、その子は巨乳でした。なんか理不尽で悔しさを感じたな(笑)。
B:そうなんですよね。私も身長が160cm超えてるので体格はいいほうだったんですが、胸だけは大きくなりませんでした。
―コンプレックスは感じてるんですか?胸が小さいと洋服が似合うから、同性から見るとうらやましいですが…。
H:ピタッとした女性らしい服は、まず着られないですね。学生時代は、ゆるっとした森ガールっぽい格好ばかりしていました。
あと、なにより水着! 水着になるのが本当にこわくて。「胸が小さい子はバンドゥータイプの水着がいい」って聞き、必死に探しました。
胸が大きい子は、ホルターネックやカップタイプなど、かわいい水着を選んでるのに、私は売り場のすみに一着だけあった黒のバンドゥータイプの水着を買いました。
B:わかります!私も水着になるのがこわくて、体育の授業以外で水着になったことが、人生で一回もありません。海にもプールにも行ったことないです。
A:私はパット詰めまくって着てました。でも、水からあがったとき、胸からジャージャー水が垂れるんだよね(笑)。だから、入れるならヌーブラがオススメです。