Audibleの落とし穴

 良い所だらけのAudibleですが、
唯一良くない点がありました。
「怒り」が良かったので映画版も観てみようと思い、
Amazonビデオでレンタルをして観てみましたが、
あまりにも自分の中でしっかりと描写をしてしまったので、
ここは同意、ここはやり過ぎ、ここは省き過ぎ、など作品に
全く集中できなくなかったのです。

 これは映画を観る際に原作を先に読むとしばしば起こることですが、
Audibleはよりその傾向が強く感じられました。
つまり、監督気分で想像してその世界にハマっていた分、
監督との感覚の違いや解釈の違いがより際立つのです。
批評的に映画を観たいという人にはオススメですが、
私はどちらかというと感情を移入させてどっぷり浸かりながら映画を
観たいタイプなので、ちょっとだけ残念でした。

 まあこれも順番を間違えなければクリアできる問題かもしれません。
ということで、私はAmazonさんから一銭も貰っていませんが、
なんか宣伝記事みたくなってしまいました。Amazon Echoも手に入れて
すっかりAmazonおばさんです。
スポンサーになってくれないかしら?
ふふふ。

Text/肉乃小路ニクヨ

次回は<終止符があるから世界は愛おしくて切ない。痛みよりも欲望を手にとる生き方を>です。
昨年2017年は、KPOPスターの自死や、自殺願望者を集めての連続殺人、富士の樹海の自殺者を嘲笑したYoutuberの炎上など、自死にまつわる様々な事件が起こりました。そこから考えた、ニクヨさんの死生観とは。