細身の男子たちが楽しく働くゲストハウス!?札幌で見た、爽やかすぎる理想郷

職場の理想郷がここに…!

ひとり旅をしている女性 Mariya Tyutina

先日、夢のようなゲストハウスに泊まりました。
札幌にある、割と新しい宿です。おしゃれな内装に惹かれて予約しました。

行ってみるとそこでは、70年代少女マンガに登場する男子みたいなスラリスラリと細身の男子たち3~4人が、キャッキャ働いていました。そのキャッキャぶりはまるで韓流ドラマでも見ているかのようです。青春ドラマ☆ゲストハウスって感じ。

みんな宿に住みつつ仕事をしていて、就業時間とか関係なく、ずっとそこらをウロウロしています。そして手の空いた人がサッと誰かの手伝いに入ります。和久井が到着したときのチェックイン作業も、就業中の男子が電話対応中だったため、非番の男子がこなしてくれました。これイヤイヤやってたら完全にサービス残業のブラック企業です。

昼間、宿に戻ってみたら、全員でお掃除の最中でした。
「トイレ掃除した?」
「まだ」
「じゃあ俺トイレやっとくわ」
「じゃあ俺は昼飯作るついでにキッチンやっとく」
などと、それぞれが自分で仕事を見つけて、必要なことを率先してこなしていきます。
職場の理想郷って感じです。

昼や夜などの食事の時間になると、料理の得意な男子が「ラーメン作るけど食べる人~!」などと言って買い出しに行き、ちゃっちゃとご飯を作り始めます。
夜にラウンジで仕事をしていたら、「豚汁食べます?」とか「ワイン飲みます?」とかいろいろサーブしてくれました。なんなら食事になんか出掛けなければよかった!

その日、爽やか男子たちが新人女子を採用したようでした。一生懸命研修を行っています。まだ学生で敬語もうまく使えない女子。たどたどしい言葉遣いに男子たちは萌え萌えのようで「可愛いなあ!」を連呼しています。そのうち男子の誰かと恋が芽生えそうです。

奥の部屋では、非番のスタッフが英語の勉強をしています。テキストを読んだり、文法をチェックしたりしています。ゲストハウスには外国からのお客様も多いので、実用英語を使えるスタッフが多いんです。「この場合はこう言う」なんて女子に教えているようでした。