12月の騒がしい時期こそ引きこもれ!一人の時間に自分らしさを育てよう

肉乃小路ニクヨのニューレディー入門

イルミネーションやクリスマスデコレーションが街を彩るこの季節。
バブルの頃の若者達は必ず恋人を作って、デートをして、
ご飯を食べて、プレゼント交換をして、そしてホテルに泊まってSEXをする。
これらの同調圧力が働き、大変そうだったのを子供ながらに覚えています。

今思えば、大企業や広告代理店の策略にみんながまんまと引っかかって
消費させられていたとも考えられますが、
当時の経済の勢いはその策略や同調圧力に乗っかって楽しむ余裕があったともいえます。

バブルの頃にゲイだったら、そのデートの相手は必ず異性という縛りが強かったので、
すごくシンドかったろうなとも思います。
最近ではそういったボーイ・ミーツ・ガール絶対正義的な価値観は
だいぶ後退しましたが、恋人、または家族や友達と一緒に過ごすべきという価値観はまだ残っています。

散々社交しにバーへいらっしゃいと書いていた私ですが、
この時期こそ社交のトレーニングと同時に、一人で静かに時間を過ごすトレーニングを
した方が良い
と思います。
どっちやねん!という声も聞こえてきそうですが、私に言わせればどっちも大事なのです。

一人で英気を養うトレーニング

12月は仕事や家事も忙しい時期です。それに加えてイベントも多く、
社交する機会もグッと増えます。
気力も体力もとても消耗する季節なのです。
だからこそ、一人でじっと気力や体力を回復させる時間が
絶対に必要なのです。
そうすれば仕事と社交の質も上がります。

だけど、街からは「みんなで楽しくワイワイしましょう」という同調圧力がかかります。
うっかりそれに流されてズーッとワイワイしていたら、やっぱり仕事も社交も
質が下がるのです。
だから12月こそ、周囲に振り回されず、一人で自分の気力体力を養う力が
必要になるのです。これは恋人や家族がいる人でも同じだと思います。

もちろん、仕事や社交の質に拘らないという人もいるので、
そういう人はズーッとワイワイしていて良いと思います。
私とは趣味や価値観が合わないだけで、そういう人生もアリだと思います。
そういう人には中島みゆきさんの「愛よりも」という曲を一度聴いてみることを
オススメします。