恋人が何を言おうとやりたいことをできていますか?レズナンパバトルに出た話

レズナンキャノンボール参戦

巻き髪の2人の女性がキスしている画像 Tallie Robinson

 先週書いたとおり、新しい恋人と東中野で同棲を始めて、半年ほど経った頃のことだったと思います。友人の漫画家、ドルショック竹下さんから、とある誘いを受けました。彼女が連載している体験漫画の企画で、クラブのガールズオンリーイベントに潜入し、そこにお客さんで来ている女性をナンパしてポイントを競う「レズナンキャノンボール」をするので、参戦しないかというのです。

 いま思えば……というか当時でも十分にヒドい企画でしたが、面白そうなので参戦することに決めました。ルールは本家「テレクラキャノンボール」(カンパニー松尾監督によるアダルトビデオ作品シリーズ。映画化もされています)と、基本的には同じ。女性をナンパし、連絡先ゲット、手つなぎ、ハグ、キス、手マン、クンニ……と難易度によってポイントが付与され、合計ポイントが一番多い人が優勝。
賞品として誌面1ページと、その原稿料がいただけるとのことでしたが、むしろ「負けたくない!」という熱意がわたしのモチベーションを掻き立てました。

 もしもこれが「男性にナンパされるキャノンボール」や「男性を逆ナンするキャノンボール」だったら、勝利する気もないし、負けてもさして悔しくはない。けれど、ナンパ対象が女性だということが、わたしのハートに火をつけた。「女性に一番モテたのわたし!」って言いたい。