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「本当に好きな人が出来るまで取っておきなさい」-純潔教育とリアルの葛藤

かくれんぼで見つけた某M社の「マーブル」

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 母親から“セックス”についての話をされたのは、小学校6年生、生理が始まってしばらく後の頃でした。女性の身体の仕組みを説明する本を渡されて、生理の仕組みと、「セックスをすると赤ちゃんが出来る」ということを教えてくれました。
そして、同時に、「セックスは好きな人とするもの、だから、本当に好きな人が出来るまで取っておきなさい」という純潔教育も授けていきました。

 その頃――10代になると、ますます性的なものに興味や好奇心を持つようになりました。
しかし、我が家では「性的なものは家に持ち込まない」というルールが適用されていたので、あるものと言えば、父親が持ち帰ってくる男性向けの週刊誌、それも、『週刊ポスト』や『週刊現代』、『週刊文春』といったエロ度の低いものと、弟が買っている少年向けのマンガ雑誌くらいしかありませんでした。
それらの中から少しでも性的な香りのするページを見つけると貪るように読み耽っていた。
当時のわたしは“発情する処女”でした。

 貪り読んでいた雑誌類の中で、なんといっても一番印象深いのは、文春の『淑女の雑誌から』のコーナーでしょうか。
二十五年以上も続いている長寿連載なので、ご存知の方も多いと思いますが、レディコミやティーンズ誌などの女性誌の、体験告白コーナーを引用する形で紹介し、一言、ダジャレ的なコメントをつけた構成の読み物ページです。
「セックスはおちんちんを女性のアソコに挿入すること」だというセックスのあらましを始め、外でするセックスを「青姦」と言うことや、コンドームの名前の由来が「今度産む」から来ているという都市伝説を、このコーナーから学びました。

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