告白というイベントなしはもったいない

ただ、告白というイベントは、あったほうが楽しいから、私は告白っていうイベントをやりたい。
それはプロポーズがあってから結婚するとか、結婚式をするのとかと一緒で、ただ単純に2人の一大イベントの思い出になるから。すごくイイ思いをして、素敵な思い出にしたほうがいい。

告白っていう思い出は超楽しいですよ。ずっと色あせない。死ぬときに思い出す走馬灯に入ってくる。その恋が終わって、いまやキモいと思っている相手でも、告白の思い出はいつまでも甘酸っぱいから、めっちゃいい。
される側でも、やっぱりすごく甘酸っぱいし。もう単純にやるべきでしょ、いいホルモンでるから(笑)。

「され待ち」にこだわらないで告白しよう

告白に関しては、どっちがする、しないの問題じゃなくて、「私と僕の告白」という思い出だから、どちらからでも関係ないんですよね。だから、相手からされることにこだわらなくていいと思う。するのも、されるのもお互い同じくらいドキドキするし。

告白させることにこだわる子っているじゃないですか。「告白させたいんですけど、どうしたらいいんですか?」とか言うけど、どっちにしろ告白してOKになる場合は、「この恋の歴史的瞬間」だから「2人の大事な思い出」になるわけで。あんまり、した、された、で、そこの思い出に影響ないから。
する側のほうが、切り出す勇気が要るから緊張するけど、どっちにも大事な瞬間として思い出に残るんだから、相手にされることに固執しなくていい。なんなら言えない男の子だっているし、「なんか告白させたいんですけど〜」って言ってる場合じゃないです。

両想いになること目指して、告白しよう。

Text/下田美咲
構成/渋谷チカ
記事初出:2015.06.23