まずは彼らに自信を与えて
本当の人間性を見てみましょう

 まず、「見栄を張る」とか「自分の話ばかりする」という男は、基本的に自分に自信がありません。
そして、彼らの多くが学校での過酷な「スクールカースト」の中で女子に相手にされていません。すべての女子が上位数%の「イケメン」(オラオラ系)しか見ていないからです。
なので、彼らは基本的に女を怖がっています。「キモい」と言われる事が死ぬほど怖いのです。(今年はこの話ばっかりしてすみません)

 そして彼らの多くが「キムタクみたいなオラオラ系」だけがモテるという「大きく間違った思い込み」をしています。
女の人が大事に思っているのは、男の見た目や武勇伝なんかより「自分のことをわかってくれる人かどうか?」ということがわかっていません。

 そんなこんなで、ドーテー男は見栄を張り、かっこつけて「自分の話」を語るのです。
バカですね。失う恐怖で、しばしばしょうもない嘘をつきます。(彼女がいたとか)
ちょっとしたことで浮かれるし、泣いたり怒ったりもします。(余裕がないので)

 でもお願いです。そんな彼らを少しだけ「かわいい」とか言って、許してあげて下さい。彼らはまだ仔犬なのです。

 基本的に彼らは女に怯えているので、なるべく笑って接してあげて下さい。
女の人は「なにこいつ」と思った時、しばしば「怖い顔」をします。呆れてため息ついて上を見たりします。
彼らにそんな態度を取ったら凍ります(死にます)。怯えて更に変な感じになっていくでしょう。何しろ女が怖くて不自然な態度をしているので。

 仔犬くんが「ダメな男だと思われたらどうしよう」と怯えると、頭に血が行って、下半身に血が行きません。海綿体はいつもの元気を失ってしまい、更に焦って「頭に血」を集めてしまうのです。(逆に言えば相手の反応など気にしないで「わーい。生の女体―!」と、無邪気に突っ込める男の方がバカですけどね)

 ベッドでは「ゆっくり、やさしく」だけで大丈夫、と言ってあげて下さい。
何なら時間をかけた優しい愛撫をたっぷりしてあげて「お手本」を見せてあげるのもいいでしょう。それを受けて彼がやさしい前戯をしてきたら、おもいっきりセクシーな反応を(スイーツ多めで)してあげて下さい。
彼が慣れるまで、挿入はしなくてもいいかもしれません。
そして、仔犬なりに「いい感じの愛撫」ができた時は、魔法のことば「すごいね」を言ってあげて下さい(笑)

 そんなふうに。まずは彼に自信を与えて肩の力を抜いてもらいましょう。
自信さえつけば、自然体になって「本当の人間性」を見せてくれるので、つきあうべき男かどうかも見極められます。しばらく様子を見て、何かしらの成長があれば希望はあります。

 なので、会うたびに彼の何かしらを「すごいね」と言ってあげてみて下さい。
自分の事は置いておいて、彼を褒めて育てるのです。
彼が本来できる男であれば、恐怖感からの虚言や浮ついた感じは消えて「本物のいい男」になっていきます。挑戦や努力をして、結果も出るので、余裕も生まれてきます。

 そして、あなたの話を聞いてあげられるようにもなっていきます。

 最後は「君のほうがすごいよ」と言ってくるでしょう。
それくらい男にとって、女の子からの「すごいね」には猛烈な力が宿っているのです。

 もちろん「すごいね」って褒められて調子にのるだけの「バカ犬」もいます。
口ばっかりで何も挑戦しない男や、勘違いして他の女を口説くバカもいます。その場合は怒ったり、説得したりしても効果は期待できません。彼は今「そういう人間」なのです。

 その時は「もっと期待してたのに」と1発食らわして、お別れしてもいいでしょう。
いいんです。女性からの「暖かい風」と「冷たい風」で、男は成長するのです。

「そんな母親みたいな事したくない。私のほうが褒めらたいのに」っていうチワワちゃんもいるでしょうね。
それなら「成長した大人の男」でも見つけて、そっちで甘えて、同時に「仔犬くん」を育ててもいいですけどね。ふふ。

 また1年が過ぎていく・・ってモヤモヤする季節ですけど、大丈夫です。
「本当はどうしたいか?」を考えて、自分に正直に生きていれば、後悔なんかしません。

 それでは愛するチワワちゃん。来年も「人生を楽しんでね」
XOXO 山田玲司でした。わんわんー。

Text/山田玲司

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