自分から“自然ななりゆき”に持ち込もう
ヨツモト先生:さて、いざ相手の女性と「会ってみたいな」と思っても、向こうが同じようにそう思ってくれているかわからないし、なかなか初デートを申し込むタイミングがつかめない、という男性は多いみたいだね。
ニシイ助手:youbrideの女性会員に、「どのような流れで、実際に会うことになるのが望ましいですか?」とアンケートをとってみました。
すると、多かったのが「お互いが会いたい気持ちになったとき」「自然な会話の流れで」といった回答ですね。
ヨツモト先生:全然答えになってないよ!
そのきっかけがわからないから、男性は困ってるんじゃないか(笑)。
ニシイ助手:誘って断られるリスクはもちろん辛いですけど、誘われてお断りするのも精神的に同じくらいしんどいんですよ。
ヨツモト先生:そうか、だから直接的に“誘う/誘われる”という手順をなるべく踏まずに、“自然ななりゆき”で会いたいという気持ちが強いのかもしれないね。
ニシイ助手:その代わり、女性は「そろそろ会ってみてもいいかな」と思ったら、メールの中でなんらかのOKサインを出しているはずなんです。
ヨツモト先生:ほほう、具体的には?
ニシイ助手:趣味や共通点の話をしていて、「○○っていいですよね」「○○に興味があるんです」「前から○○に行ってみたいと思ってました」といった言葉が出てきたらチャンスですよ。
「それなら、今度行ってみませんか?」と誘ってくれたら、「はい」と言いやすいですよね。
ヨツモト先生:まさに“自然ななりゆき”でデートの約束ができるわけだ(笑)。
ニシイ助手:アンケートでも、初デートの理想的な流れでもっとも支持が高かったのは、「共通の趣味で盛り上がったとき」や「私の好きなものに誘ってくれたとき」でした。
そういう意味でも、“共感・共有”できる話題をメールのやりとりの中で探っていくことは絶対必要なんですよ!
ヨツモト先生:そうだね。男性には、他愛ないやりとりを延々と続ける習慣がないから、メールを9回以上やりとりしろと言われても、「何を書けばいいの?」と思っちゃう人は多いと思うんだ。
ニシイ助手:そこをグッとこらえて、「相手が共感してくれるポイントをリサーチするんだ」という気持ちでいれば、やりとりが続かないなんてことはないと思いますよ。
ヨツモト先生:ただし、共通の趣味があるからと言って、オタク的な知識を上から目線で“教えてあげよう”という態度はNGだよね?
ニシイ助手:はい、女性が求めているのは“知識・情報のやりとり”ではなくて、“感情の共有”なんです!
ヨツモト先生:女性は認められたい、褒められたいという承認欲求が強いので、最初はたとえ一致する趣味がなくても、「わかるわかる」「いいね」といった共感の姿勢を示してあげると距離感が縮まって、その後共通の話題も探りやすくなるんじゃないかな。
ニシイ助手:まずは「共感してもらえて気持ちいい」「共有できる話題で盛り上がれた」という実績を積み上げていって、「なんかこの人いいな」と思ってもらうことが大事なんじゃないでしょうか。