先日、オンラインサロン「アルテイシアの大人の女子校」の東京オフ会が開催されました。
オフ会には以下の4人のゲストに登場いただき、サロン会員さんの相談に答えてもらいました。
その時の模様をルポしたいと思います!
ぱぷりこ/作家。著書『妖怪男ウォッチ』、『なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか』
そこにいる喪女/ツイッターで人気のアラサーOL。アルテイシアのカウンセリングにも登場。
幻冬舎・羽賀/『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』の担当編集者。
AM岩倉/AM「恋愛デスマッチ」「59番目のマリアージュ」の担当編集者。呼び名はアサシン。
キンタマがわからない!
相談①「婚活で1人に絞れずに困ってます」Mさん(32歳、未婚、会社員)
アルさんのコラムを参考に、アプリで婚活を始めました。
すでに良い感じの人も出てきて順調なのですが、アプリだと選択肢が多すぎて、1人に絞れず困ってます。
人を見る目に自信がない上、みんな素敵な人に思えてしまいます。このような場合、どう考えたらよいでしょう?
また、切ってしまった人に申し訳ない気持ちと共に「もしかするとキンタマ(=金の卵)だったのでは?」と未練が残りそうです。
キープするのは本意ではないですが、今もいい感じにデートしてる人の他に、メッセージだけで盛り上がってる人もいて、良心が痛みます…。
譲れないポイントや優先順位も考えましたが、いずれも内面的なことなので、付き合ってみないとわからないなぁ…と思ってます。
こんな私にアドバイスをお願いします!
- アル
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妖怪博士のぱぷりこちゃん、どうですか?
- ぱぷ
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Nさんも書いてますけど、まずは優先順位をハッキリさせることですよね。たとえば「優しい」「誠実」とかふわっとした条件だと、選べないと思うんですよ。
- アル
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「優しい」にしても、何を優しいと感じるかは人それぞれ違うもんね。「穏やかで怒らない人」「愛情表現の豊かな人」「弱い立場の人に共感できる人」とか、他人が聞いてわかる表現に落とし込むといいと思う。
- ぱぷ
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「一緒にいて楽しい人」とかも代表的な曖昧ワードですよね。
- アル
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「自分はどんな人と一緒にいると楽しいか?」をイメージして、言葉にするといいよね。
- ぱぷ
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条件を具体化するためにも、いろんな男に会ってデータを集めましょう。自分は人類学者だと思って。
- アル
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人類学者!
- ぱぷ
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人類学者になったつもりで、婚活でいろんな男のデータを集めてください。それを続けるうちに、最初に考えてた優先順位も変わってくると思うんですよ。
- アル
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自分の「好き・嫌い」「合う・合わない」がハッキリしてくるよね。
- ぱぷ
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それでふわっとした条件をブラッシュアップして…というのを繰り返していくと、だんだん絞れていくので大丈夫です。
- アル
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私は「百軒のラーメン屋に行こう」と書いてるけど、Mさんは婚活を始めたばかりで「ラーメンって意外とみんな美味しいな~」って状態だと思うの。そこから「生涯たった一杯のラーメン」に絞るには、いろいろ食べ比べて、自分の好みを明確にすることだと思う。
- ぱぷ
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どんなラーメンが好みかは、みんなそれぞれ違いますから。
- アル
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「ガイドブックを鵜呑みにしてありがたがるな!美味いか不味いか自分の舌で判断したらどうなんだ」と美味しんぼのあいつも言うてたし。
- ぱぷ
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中岡士郎ですね(笑)。振り返り&検証も大事だと思います。
「なんか違う」と感じたら「どこが合わなかったんだろう?」と深掘りして、データを集めてください。「なんか違う」という違和感は大事にしてほしいです。婚活アプリはいろんな人に会えるのがメリットですよね。「同時並行は良心が痛む」と悩んでるけど、そこは割り切らないとしんどいです。それが婚活ルールですから。
- アル
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Mさんは心根の優しい人だと思うの。そういう人って切るのも苦手やん?そこは「逆に考えるんだ」というジョースター卿のあれで。
- ぱぷ
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あれ(笑)
- アル
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「相手の時間を無駄にしなかったんだから、自分は良いことをした、善行を積んだ」ぐらいに思ってほしい。
- ぱぷ
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マインドの切り替えですね。データ収集だと考えれば、切った男たちも無駄じゃなく、自分の養分になりますから。
- アル
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養分(笑)。妖怪発言。相手がしわしわのミイラみたいになるやつ。
- ぱぷ
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どんどん男の養分を吸っていきましょう!