タラレバ娘の“足りない探し”
自分の声とは、自分のホンモノの本心。たとえば、本心は結婚したくないのに「いや私は結婚がしたい!!」と自分に言い聞かせてもダメで、潜在意識は発動しないのだと思います。
そして人は辛い時や不安な時ほど、本心を誤魔化しがち。
<別れた瞬間に死を祈ってもOK!元彼を成仏させる方法>で書きましたが、私も某クリエイター氏にデリヘル以下の無料穴扱いされつつ、「彼といられれば幸せ」と寝言をほざいていました。
同様に、不倫やセフレ穴にハマりつつ「彼と一緒にいられればいい、それが私のしたいこと」と語る女子は多いもの。
でも本心は「自分だけを一途に愛して大切にしてほしい」と願っていて、それは無理だとわかっているから「一緒にいられればいい」と誤魔化している状態。
本心を誤魔化したり、他人の声に惑わされていると、「自分の本当の願い」がわからず、永遠に叶わないのだと思います。
また「老後が不安」「孤独死が怖い」など、未来の不安に囚われすぎると「今」がおざなりになる。今、自分は何を望んでいるのか?何を幸せに感じるのか?と、「今の心の声」に注目してください。
冒頭のツイートに対して『タラレバを読んで不安でたまらなくなってました(泣)』とのコメントをいただきました。
タラレバの3人娘は、好きな仕事をして自立して、見た目もオシャレで小奇麗で、男にもモテないわけじゃなく、何よりしょっちゅう集まって飲める女友達がいる。
にもかかわらず「自分たちは不幸だ」と思っているのは「独身女はミジメで不幸」「結婚=幸せ」という他人のモノサシで生きているから。
そんな生き方をしていると、たとえ結婚しても「子どもがいないと幸せじゃない」「いいマンションに住まないと幸せじゃない」と満足できない。そして子どもが生まれても「昔は自由に飲みに行けて良かったな~」とため息をつき、“足りない探し”を続けるのでしょう。
今ある幸せを無視して、永遠に幸せを実感できない。これ以上の不幸はないと思います。
だからタラレバ娘たちの「他人の声」に振り回されず、「今の自分の声」に耳を澄ませてくださいね。
今日の私のアドバイスも鵜呑みにせず、あくまで参考にする程度にして、「自分の答え」を見つけていただければ幸いです!
―次回からは「彼氏ナシ、ひとりで子どもを産んで育てよう」と決断したKさんとの対談です!
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Text/アルテイシア