父親が浮気して家族を捨てたトラウマから、男を好きになれなかった女友達がいます。
彼女は30歳の時に夫と出会ったのですが「第一印象は『人よりもゴリラに近い存在』で全然好みじゃなかった」そうな。でも夫に猛アタックされて「どうせ男を好きになれないならゴリラと結婚してみっか」と試しに結婚したところ、予想外に精神が安定したそう。
本人いわく「夫にだけは弱音を吐けたんだよね」とのこと。人に弱みを見せられなかった彼女が、夫の深い愛情に触れて「この人にはどんな自分を見せても大丈夫、カモ？」と思えたそうです。

「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」という言葉がありますが「男には愛されてみよ」と提案したい。
自己肯定感が低いと「私の何を知ってるの？」「こんな私を好きなんてキモい」と思ってしまい、好意を素直に受け取れないもの。でも己の嫌いな部分も「そこが好き」と本気で言われたら自分も好きになれたりと、愛されることで自己肯定できることは多い。
もちろん誰でもいいわけじゃないけれど、「この人だったら愛されてもいい、カモ？」と思ったら、勇気を出して受け入れてみてください。

Text/アルテイシア

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