若い女子がハマりがちな落とし穴
アル:あと女子に多いのは、彼氏がいるのについ浮気しちゃって、罪悪感に耐えられず彼氏に話しちゃうパターン。
それだけは絶対しちゃダメです。浮気したら墓場まで持っていくのが礼儀だから。その自信がない人は恋人以外とするべきじゃないと思う。
AM:どうしても罪悪感に耐えられなくなった時は、どうすればいいんでしょう?
アル:故・岡本敏子さん(芸術家の岡本太郎氏のパートナー)が対談で「フランス人は浮気したら教会に行って『神様ゴメンナサイ!』と懺悔して、その足でまた浮気しに行くのよ」と語ってました(笑)。
AM:便利なシステムですね(笑)。
アル:だから、日本人も寺に行って仏像に懺悔するといいかも(笑)。
AM:彼氏に話すのは、自分が罪悪感から解放されて楽になりたいだけですもんね。
アル:自分は一瞬楽になっても、彼氏を傷つけるわけだから。あと「彼氏以外にときめく自分が許せない」という女子もいるけど「なんで?全然いいじゃん」と思う(笑)。
心は不可侵領域だから、何しようがオッケーなんです。誰に恋しようが誰とヤリまくろうが、誰にも迷惑かけないし。心の自由まで奪われたら生きていけないでしょ。
それにエルヴィン団長にときめくのも、実在の男にときめくのも同じでしょ?
私なんて四六時中ときめいてるし、それが趣味みたいなものです。日々萌えや潤いをチャージできるし、恋愛ゲームの仕事にも活かせるし。
そういう意味で、オタク気質の女子は結婚向けと言えます。
二次元で萌えを満たせるから、リアルな浮気に走らずにすむし。あと実在の男に対しても、脳内で楽しめるでしょ?BL妄想なんか最たるものですよね。脳内でカップリングして「キャー」みたいな(笑)。
仲のいい腐女子が「男と会うと瞬時に受けか攻めか分類して妄想して、ある種の病気だと思います」と言ってて、「自給自足できるんだから最高じゃないの!」と返したんだけど。
AM:腐女子の人たちって楽しそうですもんね(笑)。これだけ腐女子人口が多いのも分かる気がします。アルさんはBL妄想はしますか?
アル:BL妄想もするし、ありとあらゆる妄想をしますよ。最近マンションを買ったので不動産屋さんとよく話すんだけど「了解しました、奥様」と言われて「執事かしら、キューン」とときめいたり。「お嬢様と呼んで、セバスチャン」みたいな。
AM:それだけ妄想力があると、日々楽しめますよね(笑)。