アル：私は「自分の価値は自分で決める、男ごときに決められてたまるか」って意見だけど、自分も非モテだったから選ばれないコンプレックスもよくわかる。「自分の価値は自分で決める」というのは、そこを越えてから思えるものだし。

だから深刻に悩まず、なるべく“ひらり”と越えてほしいんです。
「モテる＝男にチヤホヤされる」なんて大して意味ないし、そんなもんで人生の価値なんて決まらない。でもコンプレックスがあるうちは「モテない自分はダメだ」と思っちゃうから。

AM：だから、とりあえず「モテ＝チヤホヤ」を経験してみようと。

アル：うん、それで気が済んで「べつに男はいらないや」ってなってもいいし。
私の場合は自信がついて男にビクビクしなくなって、そこから恋愛を重ねるうちに「自分にはどんな男が合うのか？」がわかるようになってきた。

夫とはカラオケで『シャアが来る』（by『機動戦士ガンダム』）という珍曲をデュエットして付き合ったんだけど、そういうマッチングする相手に一発目であたればいいけど、難しいから。やっぱいろんな靴を試着してみて「これがピッタリ！」と出会うものだし。

あと恋愛経験がないと、どうやって恋愛すればいいかわからないですよね。だから、ブレインを作るのがオススメ。
女子校って幼なじみみたいに育つから、大人になっても喪女とビッチが仲良しなんです。で、恋愛経験のない子に「こうしたらいいんじゃないか？」とブレストしていました。あと男を紹介してもらえたりもするし。

AM：男に縁がない者同士でつるんでいると、相談もできないし紹介もされないし。経験豊富な人をブレインに持つのはいいですね。

アル：彼氏いない歴＝年齢だった女友達に大学の同級生を紹介したりしました。「いい奴だが超巨根だぞ、会ってみる？」みたいな。

AM：えっ、アルさんその彼とヤったんですか？(笑)

アル：いや、ザコ寝している時に彼の朝勃ちを目撃して「どえらいビッグマグナムや…！」と息を飲んだんです。で、またもやブレストして「初めてがアレはかなりキツいぞ、どうする？」「呼吸法で痛みを逃すのはどうだ」とアイデアが出て、彼女はヨガの呼吸法を研究したんですよ。
で、初体験の後「どうにか入った」と報告がきて＜ビッグマグナム作戦、成功！＞と一斉メールが配信された。

AM：そういうブレインがいると心強いですね(笑)。

アル：みんな女友達の幸せを願っているからね。
その彼女はビッグマグナムと結婚したんだけど、結婚式で我々のテーブルは「うおーめでたい！！」と海賊の宴みたいになっていました。
ちなみに彼女は出産の時、「痛みの逃し方が上手い」と看護師さんに褒められたそうです（笑）。

――5つのカギ（視姦・単独行動・テンション・実験プレイ・ブレイン）ぜひ参考にしてくださいね♪
次回は高齢処女について語ります！

Text／アルテイシア

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