天変地異が起こった時、そばにいてほしい男は?
AM: 「好きな人に出会えない」と嘆く女子は、重箱の隅をつつくクセがある気がします。
アル: 気持ちはわかるけどね。男の悪口って面白いし(笑)。 女子会のネタにもなるから、ついアラ探ししちゃうけど…クセになりすぎると弊害があると思う。
酒井順子さんが『地震と独身』という本で、東日本大震災の被災者の方々に取材されてるんですね。
その中で、被災者の女性の「女友達と『もう男の人を見誤らないね』と話した」という言葉が印象的でした。
その方は「地震の直後、色んな人を見たから。外見はかっこいいけど全く頼りにならない人とか、自分さえ良ければいいって人とか」と仰ってました。
私も阪神大震災を経験したので、すごく理解できて。
私もいっぱい見たから、オロオロするだけの人とか、他人を助けられる人とか。それで「心身ともにタフな男、サバイバルできる男じゃないと」とさらに刻まれたんだと思います。
たとえば、お金を稼げる男って頼りになると思うでしょ?
でも、お金って武器が通用しない世界では超弱いんですよ。避難所で水や食料のために並ぶとか、固い床に寝るとかできない。
その点、うちの夫は「草を食ってでも生きてやる」みたいな人だから。山で野営とかもしてたらしいし(笑)。
極限状況って、本性が浮き彫りになるんです。
子どもやお年寄りに食料を配る人もいる一方で、自分の家や財産のことばかり気にする人もいる。
AM: そういう状況になれば、表面じゃなく深い部分で判断できると思います。
アル: だから、天変地異が起こった時を想像するといいかも。
「その時、そばにいてほしいのはどんな男か?」「この人はどんな風に行動するだろう?」と考えれば、大切なことが見えると思う。
子育てや介護も極限状況になるじゃないですか。
お互い寝不足でクタクタだけど、夜中に子どもがギャン泣きするとか。それを共に乗り越えていくのがパートナーだから。
そういう意味では、一緒に富士山に登るのとかもオススメ。
酸素の薄い極限状態に行ってみれば、レストランでデートする時には見えない部分が見えると思う。
ちなみに夫と山登りしたら、素手でヘビを捕まえていました。
頭がおかしいのかな?と思ったけど、いざという時には食料を調達できる男じゃないとね。
皆さんも“いざという時ベース”で男を見極めてください♪
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Text/アルテイシア
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