「モテ」は社会的な文脈に依存している!/『金融日記』著者・藤沢数希×元フジアナ・長谷川豊対談(5)

月間100万PVを誇る人気ブログ・『金融日記』の管理人・藤沢数希さんと元フジテレビアナウンサー・長谷川豊さんの恋愛工学に関する対談を5回に分けてお届けします。

恋愛工学の先にあるもの

長谷川豊×藤沢数希対談

長谷川豊さん(以下、敬称略):でも、藤沢さんの話はすごく深いし、それは藤沢先生じゃないと語れない言葉だと思うんですけど、僕が興味があるのは、究極の恋愛工学というか、究極の恋愛はどこに行き着くもんなんでしょう、最終的には?

藤沢数希さん(以下、敬称略):それはまだ模索中でよくわからないですね。

長谷川:究極っていうのは…いつの日か藤沢先生にも見えるんですかね?

藤沢:なんとなく見えてきてる部分はあるんですけど、まだまだこれからです。

長谷川:まあ、なかなか見えるものではないですよね。
でも、いつか、恋愛工学だけでもひとつの指針というか答えが見つけられたら…。
藤沢先生の恋愛工学っていうのもある意味、完成に近づいているのかもしれませんね。

藤沢:そうかもしれないし、そうでないかもしれませんね。

長谷川:そうですかぁ。
多くの読者がいつの日かそれを見たい、と思ってるんだと思うんですよね。
あぁこれが究極の恋愛工学なのか! 恋愛工学の完成形ってね。
それで、えっ!? 1周回ってコレなの?ってなるかもしれないし。

藤沢:もちろん僕は恋愛工学の発展に責任を負っているんですが、それよりも僕自身、個人的に、これからどうやってモテ続けるか考えないといけないしね。
長谷川さん、小学生のときはどういう男子がモテたか覚えていますか?

長谷川:僕のクラスは、子どもが多かったのでだいたい40人ちょっとのクラスだったんですが、小学6年生の時にモテてたのは、結局、クラスで一番足の速い、コウノマサキくんとジョーマサキくんだけで。
あのふたりだけがクラスの女の子を二分して、バレンタインの日は女の子たちが大挙してそのふたりに行くんですよ。
残りの男たちは絶対にあいつらいじめてやろうぜって、僕もそのひとりなんですけど。
どうしても男があぶれすぎちゃって悲しいですよね。

藤沢:じゃ、中学生になると、どういう男子がモテましたか?