自己肯定できてる素敵ビッチ
<ポジティブヤリマン>という言葉があります。
二村ヒトシ氏が著作『恋とセックスで幸せになる秘密』で書いたフレーズですが、自己肯定しているのがポジティブヤリマン。
自己肯定できていないのがネガティブヤリマンです。これは素晴らしい切り分けだと思う。
そう、”素敵なビッチ”は男に自分の価値・存在意義を救ってもらわなくても自己肯定が出来ているんです。
俺が関わってきたなかでも、そういった女の子たちは「あっけらかん」としていました。
そしてセックスしたからと言って、男のものになったような顔をさせなかったし、かと言ってきちんと甘えることも知っていました。
影のなさ、それは自分の価値を相手に委ねよう、セックスすることで認めてもらおうとしていない清々しさだった気がします。
(「セックスはスポーツだよ!」と言った女の子もいました)
念のため言っておきますが、ビッチ=誰とでもヤる女という定義ではありません。
「ヒトよりもちょっぴり経験人数多い」くらいのニュアンスで捉えてほしい。
どうでもいい男、しょうもない男とセックスする必要はない。
だけど、必要以上にセックスをする相手の敷居を上げる必要もない。
付き合う気はないけどセックスの相性は良い。
今日はひとりで寝たくないから。誰かにくるまれて安心して寝たい。今日はハメを外して刺激的に楽しみたい。
この人が男の顔になったらどんな感じなのか?という好奇心。
女が男を利用したって良いじゃないですか。
自分が今日の相手に対して、今日起きそうな楽しそうなことに対して、「良いじゃん」と思えたら飛び込んでいく屈託のなさが素敵な自分を作ると思うんですよ。
そこに「付き合わないと」とか「大事にしてくれるか」を持ち込むから話がおかしくなる。
(自分が魅力的だと思った男性に”素直に飛び込めない心理”について” )
「いや、お前自分にとって都合いいから言ってんだろ」と思いますかね?
そう思ってもらっても別に良いですけど、そこそこ遊んできたからこそ分かるんですよ。
必ずしも恋愛感情とセックスは結びつかないけれど、恋愛感情がないセックスでも良いセックス(男女関係)があることを。
特に俺は性欲があまりないタイプなので、セックスフレンドとは違ったかたちで純粋に「お互い楽しめる関係」をつくっていく良さを知っています。
女の人がときにそんな希求を持っていることも知っています。