勘違いされている「男を喜ばせるセックス」について

男が喜ぶセックスは 攻めすぎるでもなくマグロでもない

ファーレンハイト 恋愛コラム セックス マグロ John O’Nolan

 さぁ、今日は肌を重ねても交わらない思いについて本当の恋愛の話をしようか。

“男が喜ぶセックス”と聞いてどんなセックスを想像するだろうか?

 女性がドエロに攻めて攻めて、ジュポジュポと音を立てながら凄まじいフェラをして、いやらしい言葉をささやきまくって、騎乗位で腰を振りまくって、男が我を忘れて顔をゆがめてしまうようなセックス。

 自分がそこまで開放的にセックスをするかは別問題として、「男が求めるセックス」をそう受け取っている人はけっこう多い。
これが男のしてほしいセックスなんでしょ?的な。

 積極性のないマグロ系女子はやはり評判が芳しくない。セックスする気が失せてくるという男の声が多数あがっている。

 では、やはり恥じらいを捨てて、海外ポルノの女優のようにオーイエー叫びながら、騎乗位で自分でクリを弄りながら激しく腰を振るのがベストなのだろうか?

 違うのだ。別の方向からは「女の子が恥じらっている姿に興奮する」という声も多数あがっている。

 つまり、男性は<恥じらいを維持しながらアグレッシブにセックスをしてほしい>という意味不明なことを要求しているわけです。
俺が女性だったらキレるところなんだけど、事実としてそういう傾向があります。

 さて、女の子がサービス精神として積極的なセックスをしたとする。
だいたいの男はひるむんですよ。そのアグレッシブさに対して、アグレッシブに応戦できるタフガイ系男子はけっこう少ない。
なんなら「この子、ビッチなのかな?」「経験人数多そう」という思考回路に走るわけです。
サービス精神が裏目ったらめちゃくちゃ損じゃないですか。
もちろん素直に喜んで応戦してくれる男子なら双方ハッピーですが、相手がどんな奴か分からないうちはリスキーでもあります。