他者の評価で自分の価値を揺らがされるバカバカしさ
『でも』ってセリフ。
「たしかにカワイイよね〜。『でも』男に態度変えすぎだし!」
「胸おっきくてうらやましいよね〜!『でも』ちょいポチャだよね(笑)」
これは女の人に特徴的な嫉妬表現のノリだなーって思う。
男はわりと認めたら素直に認めるし、気に食わない人がいても、ディスるよりも話題自体に挙げない選択肢を取ることが多いように思う。(もちろん男も嫉妬する生き物だけど)
俺は女とか男とか関係なく、人間だったら”嫉妬”という感情は避けられないものだと思う。
自分がその場で主役になりたい気持ち、いちばん大事に思われたい気持ち、不安になりたくない気持ち、仕事で認められたい気持ち、すべて当たり前にある欲求じゃないですか。
ただ、そういったネガティブな感情って「自己評価を他人に委ねていること」が原因じゃないか?と警鐘したいんです。
チヤホヤされないってことは自分は可愛くないんじゃないか?
他の女友達と遊んでも良いと思うくらいにどうでもいい存在なのかな?
私って仕事で必要のない存在なのかな?
そんな風に自分の価値や存在意義を他人の評価に委ねているから不安になるんだと思う。
「自分がどういう人間でありたいか」
「自分のスタンスとして、どういう振る舞いができればベストか」という根本的な軸。
これが定まっていないから不安が嫉妬という形で顔を出すんじゃないかな。
自分のなかにきっちりと軸が定まっていれば、ツマラナイ出来事にいちいち振り回されたりはしないでしょう。