意見が食い違ったときに“聞く耳”を持てるか

感情をコントロールすることは、ビジネスの場面でも必要とされます。
ビジネスにおいては、目標とする結果を目指して行動することが求められます。

ときには、明らかに相手に非があっても、立場的に謝った方が丸く収まる場面もあります。
そんなときに、自分のブライドや感情に振り回されていると、本来のゴールにたどり着けず、周りに迷惑をかけ、結果的に自分がもっと傷つく結果になることもあるのです。
目先の感情にとらわれないで、もっと先のことを見据えて、目指すべきゴールに向かって行動した方が、最終的に自分が満足いく結果になりませんか?

結局、そのモメている場面で相手を言い負かすよりも、最後に自分が笑顔になれる結果を目指した方が、人生、得なんです。だからこそ、大人女子は、感情に流されず、目指すゴールをきちんと見て行動するのです。

相手に対してうまく対応できない自分にも落ち度はある

ただ、実はどんな状況においても、相手が100%悪いということは、そうそうありません。
ビジネスにおいては、例え相手が悪いとしても、そんな相手に対してうまく対応できない自分にも落ち度はあります。
つまり、うまくいかないのは、相手だけのせいとも言い切れません。

また、恋愛は2人の世界であり、2人だけのルールもあるものなので、どっちが正しい、間違っていると言っても、埒があかないこともたくさんあります。
つまり、これからも付き合っていきたいのであれば、お互いが納得できる結果になるようにもっていくしかないのです。

自分の正しさだけを押しつけていたところで、分かり合えないし、関係も深められません、
だからこそ、意見が食い違ったときは、自分の正しさを押し付けるのではなく、“聞く耳”を持って、折り合いをつけることが大切なのです。

結局、今まで違う環境で育ってきた2人が共に過ごすというのは、価値観の不一致も色々と出てくるものです。
価値観が全く同じ人などほぼいないので、それを求めてしまっては、どこにもそんな人はいなかったりします。
つまり、2人の関係において、お互いの価値観や意見が違うこと自体は問題ではないのですが、相手の意見に耳を傾けられる“寛容さ”を持っていないのが、大きな問題となるのです。