彼に「理想の男」を押し付ける女性は幼稚!

恋人に理想を押し付ける

子供おばさんは、パートナーに自分の理想を押し付けがちです。
「彼は話が面白くない」「彼のセンスはダサい」「カッコイイ仕事ではない」などの不満があると、パートナーの意思とは関係なく、理想の男性に変えようとする人までもいます。

彼に「理想の男」を押し付ける女は幼稚 timewithyouistimewellspent

以前、こんなお悩み相談をいただきました。
「彼は職人気質で口下手なんです。
社交的になってもらうためにはどうしたらいいでしょうか?」

職人気質の彼を社交的にするというのは、別人にするようなものです。
もちろん、人に不愉快な思いをさせるのであれば、それは欠点とも言えるので、直した方がいいですが、キャラを変えるというのは、至難の業です。
しかも彼は変わりたいと思ってないのに、自分の理想を押し付けて相手を別人にしようと思っているのであれば、そのうち、彼も不満を爆発させるでしょう。

理想先行型の“べき病”が関係悪化の原因に

そもそもこの相談者の方は、彼のことを本当に好きなのでしょうか?
相手のキャラとは関係なく、自分の理想を相手に押し付けるのは、自己愛です。
単に、自分にとって都合の良い相手であってほしいだけであり、そこにあるのは愛情ではありません。

同じように、2人の関係性においても、理想を押し付ける人は少なくありません。
そういう人は、「恋愛はこうあるべき!」「結婚はこうあるべき!」と、理想先行型で、その通りにならないと相手に不満をぶつけます。
これはまさしく“べき病”です!
この観念に縛られていると、相手のことも自分のことも苦しめます。

恋愛や結婚は、自分と相手の2人で作っていくもの。2人の性格や価値観、得意なこと、苦手なことによって、形は変わっていきます。
男女の間に、「○○しなくてはいけない」という決まったルールは1つもありません。
相手と折り合いをつけながら、2人に合ったルールを作っていくことが重要なのです。

それなのに、“相手ありき”ではなく、自分の“理想の恋愛、結婚ありき”だったら、誰と恋愛、結婚したところで、思い通りにいくことは、ほぼありません。
もし彼のことを本当に好きなら、理想よりも、“相手と作る関係”を大切にしませんか?