人を愛するほど、心は満たされていくもの
子供おばさんは「愛されてナンボ」「愛した方が負け」だと思っています。
いつも相手から愛されることを求め、相手が自分になにをしてくれるのか?で自分の存在価値をはかっているので、相手の言動に一喜一憂します。
だから、いつも心には不安な気持ちがいっぱいです。
大人女子は、形からではなく、人を愛するところから始めます。
片思いであっても、その恋愛を大切に育てていきます。
その場合、切なさはありますが、「自分の内側にそれだけの愛がある」ので、その分、充実感や幸福感もあります。
この両者の大きな違いは、自分の内側にある「愛」の大きさです。
子供おばさんの恋愛は、自己愛の延長です。
自分の内側に愛が足りないから、人から愛されることで愛を増やそうとします。
でも、人から愛されたところで、いつも心のどこかが満たされません。
愛は、人を愛せば愛するほど、自分の内側から増えていくものです。外からもらって増えるものではありません。
つまり、子供おばさんは、例え相手から愛されたとしても、自分も相手を愛さない限り、心が充実することはないのです。
大人女子は、人を愛することで、自分の内側に「愛」を増やします。
そういう人は、相手に愛を与えることができるので、相手の心を掴みやすいのも特徴です。
自分の内側に自己愛や不安など「負」の思いを抱いている人と、自分の内側に愛など「正」の思いを抱いている人、どっちが幸せだと思いますか?
確実に後者です。
つまり、人は愛されれば愛されるほど幸せになるわけではなく、愛せば愛するほど幸せになるのです。
それだけ自分の内側には「愛」があるからです。
現に、好きでもない人から熱愛されても、そんなに嬉しさを感じる人はいないはずです。
私たちはいつでも、幸せになるために外にばかりに目を向けがちです。
でも、本当に幸せになるためには、自分の内側こそが大切なのです。