リスクを負ってまでするべきもの?

恋するドキドキは楽しいものですが、不倫の恋はやはり本物にはなりにくいもの。なぜなら、どちらかにズルさや弱さがある上での関係で、お互いにそれが分かりつつも見て見ぬふりをしていたら、スッキリした関係にはならないからです。

逆を言えば、純粋に相手を愛していたら、不倫の関係ではいられないものです。
離婚に踏み切らない理由を「子供がいるから」と言う人は多いものですが、結局は、「配偶者との関係は終わってない」から離婚しないことの方が多いのです。

そんな中途半端な気休めのような恋をするくらいであれば、もっと純粋に楽しめるものを手に入れた方が、人生は有意義ではありませんか?

結局、心の在り方が自分の幸せを作るもの。だから、心を綺麗にすることが気持ちよく生きられる秘訣なんです。ズルいこと、人を傷つけるようなことをして幸せになることは、まずありません。幸せになる方法というのは、とてもシンプルなんですよね。

幸せになる方法はいくらでもある

人生は“自分の選択の連続”でできているので、その人の人生観によって、選ぶものも人生も変わってきます。

例えば、先ほどの欲望を抑える例で言うと、

・ダイエット中にチョコレートを食べて罪悪感に苛まれるのか、それともノンカロリーのハーブティを飲んで癒されるのか。
・節約中にお金を使ってしまい、後悔し、ストレスをためるのか、それとも自然の中に身を置き、お金を使わなくても楽しめることをするのか。
・既婚者が満たされない思いをどうにかしようとして、不倫をし、心を乱すような環境を作るのか、趣味や生きがいを見つけ、本当に心が喜ぶことをして幸せになるのか。

人生の選択肢って、いくらでもあるものなんですよね。

不倫をする人はするし、しない人はしない

最近はメディアが人妻の不倫について取り上げることが増えましたが、ハッキリ言ってしまえば、誰もがしているわけではなく、「している人はしている」程度のことなんですよね。

不倫をしている人は、仲間内の間で協力し合ってアリバイ作りをしていることも多いもの。つまり、そういう不倫をしている人たちの間では、不倫をするというのは普通のことだったりします。さらに「他の人もしているから」を言い訳に、罪悪感を誤魔化していることも多いもの。

でも、結局「類は友を呼ぶ」もの。自分の思いが今いる仲間や世界を引き寄せているだけであり、やはり不倫しない人は、友達でもしない人が多かったりするのです。むしろ結婚して幸せになる方法を共有したりしている人も多いでしょう。

不倫のリスクは思いのほか大きいもの。満たされない思いがあるならば、もっと幸せになれる方法で解決を目指したいものですね。

既婚の子供おばさん……満たされない思いを不倫で発散させようとする。
既婚の大人女子……心が満たされないときは、趣味など幸せになれるものを見つけ、乗り切る。

Text/ひかり

初出:2014.12.09

■もしかして子供おばさんかも!な言動